伝説的シットコム『ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則』のリブート版について、シェルドン役ジム・パーソンズは興味があるのか? 自身の意見を明かしたとEWが伝えている。
絶対にないとは言わない
2019年の放送終了から5年経った今もなお愛され続けるシットコム『ビッグバン★セオリー』。12シーズンに渡ってシェルドン・クーパーを演じてきたジム・パーソンズがトーク番組『Who's Talking to Chris Wallace?(原題)』に出演。同作がリブートやリユニオンとして復活を果たす可能性について「今のところその予定はない」とコメントした。
「でも僕は何事においても絶対にないとは言わないんだ。だって人生は大きく変わるものだから。ひとつ言えるのは、あの作品はとても特別なものだったということ。みんなが奇跡的な成功と言うのには理由があって、(リブート版は)そうはならないと確信できる。それなら僕たちがそれをやる理由はなんだろう」と話し、今のところ興味はないものの将来的な可能性まで閉ざすことはしなかった。
「わからないけど、そんな風に僕は感じている。でも言ったように、神のご加護があれば人生は長いものだからね」と続けるジム。作品終了後『テッド・バンディ』や『ボーイズ・イン・ザ・バンド』などの作品に出演してきたが、それでもやはりシェルドンの印象は強い。しかし「これほどクレイジーでラッキーな祝福を求めたことはなかった」と役に巡り合えたことの喜びを明かし、シェルドンとして見られ続けることに腹を立てることがないと話す。
2007年から2019年まで放送された『ビッグバン★セオリー』でジムはエミー賞4冠とゴールデン・グローブ賞受賞を達成。さらにTV界で最も稼いだ俳優として数年間トップに君臨し、ある年には約2,750万ドル(日本円でおよそ約41億2,500万円)を稼ぎ出した。
ジムが演じたシェルドン・クーパーの若かりし頃を描くスピンオフシリーズ『ヤング・シェルドン』も制作され2017年から2024年まで7シーズン展開。ジムはナレーターと製作総指揮として参加した。今回、興味がないと話したジムだが、何らかの形での復活を望むファンの声が絶えることはないだろう。
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Photo:『ビッグバン★セオリー』© Warner Bros. Entertainment Inc