米Hulu制作（日本ではディズニープラスにて配信中）の『テル・ミー・ライズ』。配信が開始したばかりのシーズン2に『LUCIFER／ルシファー』のトム・エリスがレギュラー出演する。本作ではソシオパスなキャラクターを演じるトムだが、これまで演じたことのない役に頭を悩ませたという。
不倫するキャラクターに初挑戦
『テル・ミー・ライズ』の物語は2007年にはじまり、大学生のルーシー（グレイス・ヴァン・パタン『ナイン・パーフェクト・ストレンジャー』）とスティーヴン（ジャクソン・ホワイト『SEAL Team／シール・チーム』）の8年間に及ぶロマンスを描く。
米The Wrapのインタビューに応じたトムは、「これまで演じた役の中で、選択と動機を理解するのに最も苦労したかもしれません」と今回演じるオリバーについて話した。「彼は物静かなソシオパスで、結果についてあまり考えず、何よりも自分のことだけを考える人です」
オリバーはベアード大学の教授で、ルーシーと師弟関係を築いたマリアンヌ（ガブリエラ・ペシオン）と結婚。マリアンヌはルーシーや友人たちに「エリスは冷たく、手の内を明かさない人」だと明かしており、彼はルーシーの友人であるブリー（キャサリン・ミッサル）と不倫をはじめる。
奥さんと二度目のタッグ！
トムは本作のショーランナーで自身の妻であるメーガン・オッペンハイマー（『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』脚本）から、シーズン2では年の差恋愛について深掘りすると聞き、作品に関心を持ったという。「この役が私のもとにきたことに本当に感謝しています。自分にとっては非常に変わったことができる機会ですし、ここ数年で演じていた役とはまったく違うタイプのキャラクターを演じることができるので。俳優として、これは大きな特権です。いつも起きることではないですから」と、妻から与えられたチャンスに感謝の気持ちを述べた。
トムは過去にもメーガンが手がける『Queen America（原題）』（キャセリン・ゼタ＝ジョーンズ主演）に数話出演したことがあるが、妻と同じ現場で働くことについて、「たくさんの人から、“奥さんと一緒に仕事をするのはどうですか？”と聞かれます。おそらくみなさんにとっては普通ではないことのように感じるのかもしれませんが、私たちはそうではありません。非常にシームレスだと感じます。公私混同しませんし、お互いの創造性と、創造的なプロセスを尊敬し合っています」と良好な関係で公私を共にしていることを明かした。
『テル・ミー・ライズ』シーズン1〜2はDisney+（ディズニープラス）で配信中。（海外ドラマNAVI）
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Photo:『テル・ミー・ライズ』公式Instagram＠tellmelieshuluより
