検挙率ナンバーワン刑事が難事件に挑む『GBI特別捜査官 ウィル・トレント』DlifeでTV初放送

検挙率ナンバーワンの刑事と、一癖も二癖もある仲間たちが難事件の数々に挑むクライム・サスペンス『GBI特別捜査官 ウィル・トレント』シーズン1が7月23日(火)よりDlifeにて日本初放送される。

 

“ミステリー界の新女王”カリン・スローターのベストセラー小説が原作

『GBI特別捜査官 ウィル・トレント』は、カリン・スローターのベストセラー小説「特別捜査官ウィル・トレント・シリーズ」を原作としたクライム・サスペンスドラマ。Netflixシリーズ『彼女のかけら』の原作も彼女の作品だ。

“ミステリー界の新女王”と称される彼女の本は、120カ国以上で出版され、累計発行部数4,000万部を誇る。また、『警官の街(原題:COP TOWN)』(オークラ出版)でCWA(英国推理作家協会)賞スチール・ダガー賞に輝くなど、間違いなく、今最も勢いのある作家の一人。そんなスローターはTVドラマ版にて製作総指揮を務めており、シーズン1の最初と最後の事件は、それぞれ原作シリーズ第2作「砕かれた少女」、第6作「罪人のカルマ」がベースとなっている。

ウィル・トレントとはどんな人物?

GBI(ジョージア州捜査局)の特別捜査官ウィル・トレントは、独自の視点と推理力を誇るGBIの検挙率ナンバーワン刑事。しかし、アトランタ市警の汚職事件を解決した過去から警察との折り合いが悪いうえ、常に堅苦しいスリーピーススーツに身を包み、連絡には昔ながらの携帯を使用、事件記録にはカセットレコーダーを使うなど、局内では変人扱いされていた。

抜群の洞察力と推理力を持つ一方、単独主義で独特な彼の人柄の背景には、出生時にごみ置き場に捨てられた過去があった。過酷な青春時代をすごした彼は、失読症に悩まされながらも、自分と同じように辛い思いをする人を減らすため、事件解決に奔走する。

曲者だらけ!だけどどこか愛おしいキャラクターたち

本作の魅力は、なんといっても愛すべきキャラクターたちだろう。主人公のウィル・トレントは切れ者だが少し風変り。ウィルの25年来の友人である刑事アンジー・ポラスキーは、麻薬の潜入捜査で薬物中毒になったうえ2年にわたる捜査に失敗し殺人課へ異動することに。アンジーの相棒マイケル・オームウッドには、妻と三人の子どもを持ちながらも、一度だけアンジーと関係を持ってしまった過去が。また、優秀な新人刑事フェイス・ミッチェルは、警官だった母親が汚職によって追放。さらにその事件を解決したウィルの相棒に任命されてしまい、複雑な心情を隠せない。そして、芯が強く少々強引な性格のGBI副長官アマンダ・ワグナーは、ウィルの類まれな能力を見抜き、彼をGBI に引き抜いたのだが、ウィルに思い入れが強すぎる部分もあり…。

曲者ぞろいのキャラクターたちは誰一人完璧とは言えないが、彼らが織りなす人間ドラマを見るうち、だんだんと愛おしく思えるようなキャラクターたちでもある。同じ養護施設で育ち、ともに過酷な子ども時代を生き抜いたウィルとアンジーの切っても切れない特別な絆、そしてウィルとフェイス、アンジーとオームウッドという2組のバディの関係性にも注目。また、ウィルと行動を共にする保護犬のチワワ、ベティの愛らしい姿からも目が離せない!

キャスト情報

主人公のウィル・トレントを演じるのは、プエルトリコ出身のラモン・ロドリゲス(『THE WIRE/ザ・ワイヤー』)。変わり者ながら心優しく温かみのあるウィルを好演している。アンジー・ポラスキー役には、映画『トラフィック』でMTVムービー・アワードのブレイクスルー演技賞やヤングハリウッド賞などを受賞したエリカ・クリステンセン。幼少期のトラウマを抱えながらも、正義感の強いアンジーを見事に演じ、存在感のあるキャラクターに。

そのほか、マイケル・オームウッド役のジェイク・マクラフリン(『クワンティコ/FBI アカデミーの真実』)、フェイス・ミッチェル役のイアンサ・リチャードソン(『THIS IS US/ディス・イズ・アス』)、アマンダ・ワグナー役のソーニャ・ソーン(『THE WIRE/ザ・ワイヤー』)らが脇を固めている。

『GBI特別捜査官 ウィル・トレント』シーズン1は7月23日(火)22:00よりDlifeにて日本初放送。(海外ドラマNAVI)

Photo:『GBI特別捜査官 ウィル・トレント』© 2023 American Broadcasting Companies, Inc. All rights reserved.