『グレイズ・アナトミー』アレックス役ジャスティン・チェンバースの新たなドラマ出演が決定

20年以上続く長寿ドラマ『グレイズ・アナトミー』で16シーズンにわたってアレックス・カレフを演じたジャスティン・チェンバース。彼が新たなドラマに出演することが分かった。米Deadlineが伝えている。

『コールドケース』キャストらと共演

『グレイズ・アナトミー』でシーズン1からメインキャストの一人を務めていたジャスティンは、本国アメリカで2020年3月に放送されたシーズン16第16話をもって降板。その後、名作映画『ゴッドファーザー』製作の舞台裏を描いた2022年のリミテッドシリーズ『ジ・オファー/ゴッドファーザーに賭けた男』では名優のマーロン・ブランドを演じていた。

そんなジャスティンが新たに出演するのは、『24 -TWENTY FOUR-』『HOMELAND/ホームランド』のハワード・ゴードンが手掛ける米FOXのアンソロジーシリーズ『ACCUSED/罪の真相』。英国アカデミー賞(BAFTA賞)に輝いた英BBCドラマのリメイクで、作品タイトルにある通り、毎回エピソードの初めに誰かが告発される(Accused)ところから物語がスタート。そして裁判シーンと並行して、その人がどんな罪に問われているのか、どうしてそういうことになったのかが、被告人の目線から過去にさかのぼる形で描かれていく。一話完結型のアンソロジーシリーズのため、毎回まったく新しい事件、新しい登場人物が登場する。

ジャスティンが登場するのは、シーズン2の一編である「April’s Story(原題)」。看護師のエイプリルが犯罪を犯したとして告発されるというストーリーで、エイプリルを『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』のパイパー・チャップマン役で知られるテイラー・シリングが演じる。ジャスティンはタイラー、そして『コールドケース』のスコッティ・ヴァレンズ役でおなじみのダニー・ピノがジェイクを演じる。タイラー、ジェイクの役柄は不明。

シーズン2には、ウィリアム・H・メイシー(『シェイムレス 俺たちに恥はない』)とフェリシティ・ハフマン(『デスパレートな妻たち』)の夫婦、ニック・キャノン(『ドラムライン』)とマイケル・チクリス(『ザ・シールド ~ルール無用の警察バッジ~』)も出演することがすでに決まっている

『ACCUSED/罪の真相』シーズン2は米FOXにて2024年秋より放送予定。シーズン1(全15話)はDlifeにて8月31日(土)21:00より再放送。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Deadline

Photo:『グレイズ・アナトミー』© ABC Studios