映画俳優ジェイク・ギレンホール、『推定無罪』をドラマデビュー作に選んだ理由とは?

『ブロークバック・マウンテン』でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされ、マーベル映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』などに出演し、これまでに映画界を拠点に活躍していたジェイク・ギレンホールが、Apple TV+の『推定無罪』をドラマデビュー作に選んだ理由について語っている。

 

映画では経験したことのない製作のプロセス

ハリソン・フォード主演で映画化もされたベストセラー小説「推定無罪」のドラマ版で、ジェイクは検察局の首席検事補ラスティ・サビッチ役で主演。不倫関係にあった同僚が殺害された事件現場でラスティの指紋やDNAが発見され、これまで被告人を追い込む側だったラスティが殺人容疑をかけられ、法廷で追及されることになる──。

>>AppleTV+で『推定無罪』を視聴する

米The Hollywood Reporterのインタビューでジェイクは、『推定無罪』のパイロット版の脚本を初めて読んだ時のことを、「観客と同じように、ストーリーに引き込まれてしまいました」と振り返っている。また、番組で製作総指揮を務めるデイビッド・E・ケリー(『ビッグ・リトル・ライズ』『アリー・myラブ』)とJ・J・エイブラムス(『LOST』)とタッグを組む可能性にも惹かれたとし、「彼らのような人たちとのコラボレーションは、非常に興味深いと思いました」とコメント。さらに、ドラマシリーズという自身にとって新しい媒体での体験を、どう感じたかについても述べている。

「これまでに、そういった創作プロセスに関わったことがなかったんです。番組の長さが8時間になるというだけでなく、進行するにつれて物語が明らかになっていくという点もです。様々な媒体に出演する機会が好きだし、その媒体がすることや、それが何を求めるかも気に入っています。パフォーマーとして異なる媒体に出演して、それがどんな感じかを知ることは非常に興味深いですね」。

次はNetflixドラマ?

ジェイクが、1991年公開のコメディ映画『シティ・スリッカーズ』で子役デビューを飾ってから33年が経つが、ドラマシリーズという初の媒体での体験が、かなり新鮮だったようだ。『推定無罪』を機に、これからジェイクがドラマシリーズに出演する機会が増えるかもしれない。なお、Netflixシリーズ『BEEF/ビーフ~逆上~』のシーズン2にジェイクが出演するかもしれないということは過去に報道されている。

ジェイクにとってドラマシリーズ・デビューとなる『推定無罪』は、Apple TV+にて毎週水曜日に新エピソードが配信中。(海外ドラマNAVI)

参考元:The Hollywood Reporter

Photo:Apple TV+『推定無罪』