『ドクター・フー』クリストファー・エクルストン「SFは好きじゃない」

1963年から続く英BBCのSFドラマ『ドクター・フー』で9代目ドクターを演じ、米HBOのSFドラマ『LEFTOVERS/残された世界』ではマット・ジェイミソンを演じたクリストファー・エクルストンが、実はSFファンではないという衝撃のコメントを発した。英Radio Timesが報じている。

ドクターの一人でありつつも…

この率直な告白は、Radio Times誌の最新号に掲載されたインタビューの中で飛び出したもの。そのインタビューで、クリストファーはBBCラジオで放送される、1976年のSF映画『地球に落ちて来た男』の最新ラジオドラマ版に出演していることについて次のように語った。「『LEFTOVERS/残された世界』と『ブレードランナー』は例外だけど、僕は一度もSFが大好きだったことはない。17歳の頃は、H・G・ウェルズの物語を楽しんでいたけどね」

それでも彼は、SFというジャンルに対してこう賛辞を送った。「類似性や風刺、人間とは何かを考察する機会をもたらしてくれる。異なるレンズを通して自分自身を見つめる機会を与えてくれて、そういうものはいつだって歓迎されるものだよ」

この最新ラジオドラマの原作は、ウォルター・テヴィスが1963年に発表したSF小説。これまで何度も映像化されており、歌手で俳優のデヴィッド・ボウイが出演して高い評価を得た1976年の映画版や、キウェテル・イジョフォー(『それでも夜は明ける』)やナオミ・ハリス(『007/スカイフォール』)が出演した2022年のドラマも誕生している。

「地球に落ちて来た男」では、人間に姿を変えた宇宙人のトーマス・ニュートン(声:『ミスター・メルセデス』のハリー・トレッダウェイ)が、滅びゆく自分の星のわずかな生存者を救い、さらに「人類そのものから人類を救う」という非常に特殊な使命を帯びてケンタッキーにやってくる。今回のバージョンは特に時代に合ったものだそうで、「彼は、繰り返される核戦争と、地球の天然資源の搾取によって疲弊した惑星からやってきた。今まさに我々が、温暖化によって危機的な気候変動を経験しているようにね。そこには大きな痛みを伴う類似点がある」と説明するクリストファー。原作については、「エイリアンに対する人間の非人間性、そして同じ人間に対する人間の非人間性を描いている。主人公は私たちのような装いを身にまとっているが、人間たちの好奇心、冷淡さ、無神経さによって破壊されるんだ」と分析する。

今回のラジオドラマにおいてクリストファーが演じるのは、主人公ニュートンの唯一の友人である科学者ネイサン・ブライス。この役の準備については「この仕事が決まったのは金曜日で、収録は(翌週の)月曜日だった」と語り、準備する時間がほとんどなかったことを明らかにした。「準備する時間はあまりなかったけど、とにかく現場に行ってベストを尽くした。僕はインスピレーションを探すような人間ではない。無意識のうちに本能と想像力を働かせるんだ」

クリストファーがドクターを務めた『ドクター・フー』リブート版は、シーズン1~7がHuluにて配信中。ンクーティ・ガトワが新たなドクターに就任した新シーズンは5月11日(土)よりDisney+(ディズニープラス)にて配信される。(海外ドラマNAVI)

参考元:英Radio Times

\月額990円~/

\ドコモユーザーはこちら/

 

海外ドラマ好きにディズニープラスがおすすめな理由
HuluとDisney+のセットプラン
月額1,490円 or 1,740円でHuluとディズニープラス両方が楽しめる!

Hulu(月額1,026円税込)とDisney+(スタンダードプラン月額990円税込 or プレミアムプラン月額1,320円税込)2つのサービスを利用できる。
つまりセットプランを利用すれば最大606円もお得に!

Huluでは日本のドラマやバラエティ、オーディション番組、Disney+ではディズニー作品はもちろんマーベルスター・ウォーズ、さらに最新韓国ドラマBTSなどのオリジナルコンテンツを多数配信!

セットプラン詳細>>

Hulu | Disney+ セットプラン

こんな記事も読まれてます

Photo:『ドクター・フー』©2005 BBC