『CSI:ベガス』が打ち切りに…シリーズ通算18シーズンで再び幕

米CBSにて2000年に始まった大人気の犯罪捜査ドラマ『CSI』シリーズの最新作『CSI:ベガス』がシーズン3をもって打ち切られた。米Deadlineなど複数のメディアが伝えている。

更新してもおかしくない成績にもかかわらず…

同シリーズは、指紋採取や血痕判定、足跡鑑定といった科学捜査にフォーカスし、スタイリッシュな映像とスピーディーな展開で世界中でファンを獲得。15シーズンにわたって続いた『CSI:科学捜査班』のほか、『CSI:マイアミ』『CSI:ニューヨーク』『CSI:サイバー』と様々なスピンオフが生まれた。『~サイバー』が2016年に2シーズンで終了したことで一旦フランチャイズは幕を下ろしたものの、それから5年後の2021年にラスベガスを舞台とした本家『~科学捜査班』の続編として始まったのが『CSI:ベガス』だ。

本家でおなじみだったキャラクターも何人も登場して話題を集めていたが、全10話となるシーズン3の第5話まで放送されたタイミングでキャンセルに。『~科学捜査班』から合わせると通算18シーズンでラスベガスのCSIチームの活躍は終わることになった。

とはいえ、視聴成績がさほど悪かったわけではない。シーズン3のここまでの視聴者数は過去2シーズンに比べてむしろ増えたくらいで、すでにシーズン更新が決まった他局の番組(ABCの『グレイズ・アナトミー』『ザ・ルーキー』、NBCの『LAW & ORDER』)よりも好成績だった。しかし、CBSが『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』の人気キャラクター、ギブスの若き日を描く前日譚スピンオフ『NCIS: Origins(原題)』をはじめいくつもの新作ドラマを予定していることから、局としては厳しい決断を下さねばならなかったのだとDeadlineは分析している。

同局では、同タイミングでリーガルドラマ『So Help Me Todd(原題)』も打ち切られた。マーシャ・ゲイ・ハーデン(『コード・ブラック 生と死の間で』)主演の同作も『CSI:ベガス』に匹敵する成績を残していたが、2シーズンでお別れすることに。

一定の成績を上げていても安泰ではない中、CBSでいまだに去就が決まらない残る2本、『NCIS:ハワイ』『イコライザー』の命運が気になるところだ。

CBSでは、『NCIS~ネイビー犯罪捜査班』『NCIS: Sydney(原題)』『Tracker(原題)』『ファイア・カントリー』『Ghosts(英国ドラマ『ゴースト~ボタン・ハウスの幽霊たち』のリメイク)』『FBI:特別捜査班』『FBI:Most Wanted ~指名手配特捜班~』『FBI:インターナショナル』『S.W.A.T.』『Elsbeth(原題)』が新シーズンへ更新。『ヤング・シェルドン』『ブルーブラッド ~NYPD家族の絆~』はシリーズ終了が決まっている。

『CSI:科学捜査班』全15シーズン、『CSI:マイアミ』全10シーズン、『CSI:ニューヨーク』全9シーズン、『CSI:サイバー』全2シーズン、『CSI:ベガス』シーズン1~2はHuluにて配信中。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Deadline

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