英キャサリン妃のガン闘病告白に『ビバヒル』『ゴシップガール』キャストらが反応

現地時間3月22日(金)にガンと闘っていることを告白した英国のキャサリン皇太子妃。世界中を駆け巡ったこの報道を受けて、ハリウッドからも応援の声などが寄せられている。

キャサリン妃に倣い病を告白、過去の言動を謝罪

1月に腹部手術を受けて以来、様々な憶測が飛び交っていたキャサリン妃の健康状態。長らく姿を見せていなかった彼女は、イギリスの母の日である3月10日に子どもたちと一緒に写った家族写真を公開したが、その画像が加工されていることが発覚して大手メディアが掲載を取り消しに。キャサリン妃はケンジントン宮殿のX(旧Twitter)アカウントで「多くのアマチュア写真家と同じように、時には私もいろいろな編集を試します」と声明を出して謝罪したが、陰謀説を含め様々な憶測が拡散する結果になってしまった。

この画像編集の直後に『ゴシップガール』のブレイク・ライヴリーは、自身がプロデュースする飲料ブランドのプロモーションのためにSNSを更新。その際に投稿された画像は意図的にあからさまな加工がされたもので、投稿文もキャサリン妃が公の場に姿を見せないことをからかった内容だった。その後、キャサリン妃の告白を聞いたブレイクはInstagramのストーリーズで謝罪。「今はもう誰も気にしていないと思うけど、これを認めないといけない気がしてる。Photoshopの失敗騒動にまつわる馬鹿げた投稿をしてしまって、その投稿を今は恥じているわ。ごめんなさい。どんな時もみんなに愛と幸福を」と綴っている。

キャサリン妃と同じくガンと闘っている『ビバリーヒルズ高校白書』のシャナン・ドハティは、自身のInstagramで彼女の強さを称賛。「公的な人物であるからといって、世間がその人を所有しているというわけではない」と述べた上で「私たちは誰もが病気や人生を公にすることなく乗り越える権利がある」と主張。さらに、陰謀論や好奇心の猛攻撃によって、キャサリン妃が告白することを強要されたとして、そうした動きを非難した。「(今回の件が)プライバシーや他者を尊重することを学ぶ機会となることを祈る」とコメントした後、最後はキャサリン妃に向けて「ガンと闘いながらも、絶え間なく続く猛攻撃にさらされながらも乗り越えるあなたの強さを心から尊敬しています」と投稿を締めくくった。

また、『レバレッジ ~詐欺師たちの流儀』のソフィー・デヴェロー役で知られるジーナ・ベルマンは、キャサリン妃の告白に後押しされて自身もガンであったことを打ち明けた。「キャサリン妃は今日、心が痛む発表の中で冷静さと優雅さを示した。彼女の治療が成功すること、そして世界がより親切になることを祈っているわ」とSNSに投稿したジーナ。「私自身、去年の夏に乳ガンの治療を受けたの。今までそのことを公表する勇気がなかった。その治療から8カ月が経った現在の私は、ハイヒールを履いて一日14時間の撮影が行える状態に戻ってる。今、治療を受けている人たち――このトンネルの先には光があるわ」と、希望を捨てないようにと言葉を贈った。ジーナの告白を受けて、『レバレッジ』で共演したパーカー役のベス・リースグラフがエールを送っている。

世界中から寄せられる励ましの声にキャサリン妃とウィリアム王子は感謝しているようで、ケンジントン宮殿の広報担当は「皇太子夫妻は、国内のみならずイギリス連邦をはじめ世界中の人々から届いた親切なメッセージに強く心を打たれています。お二人は人々からの温かい励ましに非常に感動しており、この時期にプライバシーが必要であることへの理解が得られたことに感謝しています」と声明で述べている。

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