『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』物語のキーマンとなるクメイル・ナンジアニに注目!『エターナルズ』キンゴ役で大ブレイク

全世界で社会現象を巻き起こし、熱狂的なファンを持つ伝説的映画『ゴーストバスターズ』シリーズからの待望の最新作『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』が3月29日(金)より全国の映画館で公開。

この度、『ゴーストバスターズ』シリーズ最新作の公開を記念して、物語のキーマンとなる新キャラクター・ナディームを演じたクメイル・ナンジアニを特集!

『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』でキーマンを演じる


かつて初代ゴーストバスターズたちが拠点としていた消防署のあるニューヨークに拠点を移し、ゴーストバスターズとして活動を開始させたフィービーたち。しかし、真夏のニューヨークを一瞬にして氷の世界に変えてしまうほどの強大なパワーを持つ史上最強ゴースト<ガラッカ>の復活によって、絶体絶命のピンチを迎えることに…。

最強ゴーストが復活する前のこと、ゴーストバスターズは、この街が直面する新たな脅威に対する鍵を握っているであろう謎の人物に遭遇する。ある日、正体不明の怪しげな球体が骨董品店を営む初代バスターズのレイ(ダン・エイクロイド)の元に持ち込まれた。

鑑定のために霊気を感知するPKEメーターをその球体に当てると…桁外れな数値を叩き出したのだった。不審に思ったレイはフィービーやポッドキャストとともに球体を調査した結果、史上最強のゴースト<ガラッカ>が封印された“ゴーストオーブ”であることが判明。レイ曰く、ガラッカは「ゴースト達を操り、恐怖で何もかも凍らせる」“デス・チル”のパワーを有しており、その力は第二の氷河期をもたらすほどの脅威だという。

まさに“特級呪物”とも言える恐ろしい球体を持ち込んだのは、亡き祖母の古い持ち物を売り払って生計を立てる放浪者、ナディームだ。なぜ彼がゴーストオーブを所持していたのかは不明だが、ガラッカと縁のある特殊な家系に生まれたようで、最強ゴーストを退治する鍵を握る存在となるようだ。はたして彼は一体何者なのか―?

クメイル・ナンジアニとは?

そんな謎の男ナディームを演じるのは、人気急上昇中の個性派俳優クメイル・ナンジアニ。パキスタンでイスラム教徒の家庭に生まれ育ち、18歳のときに一家で米シカゴに移住。カレッジを卒業後、スタンドアップ・コメディの世界からキャリアをスタートさせ、2010年頃から俳優として映画やTVドラマに出演。人気ドラマ『シリコンバレー』(14~)にて米国での知名度を上げた。

また、2017年には自身の半自伝的なロマンティック・コメディ映画『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』にて主演および妻のエミリー・V・ゴードンとの共同脚本を務めた。同作はサンダンス映画祭で脚光を浴び、全米5スクリーンから約2600スクリーンに拡大公開されるなど17年の話題作の1本となり、米脚本家組合賞ノミネート、インディペンデント・スピリット・アワード新人脚本賞受賞、さらには第90回アカデミー賞脚本賞にノミネートされるなど俳優のみならず脚本家としても名声を馳せた。

そして、『ノマドランド』でアカデミー賞を受賞したクロエ・ジャオ監督による映画『エターナルズ』(21)にて、数千年前から地球に住みつき人類と共存する宇宙種族「エターナルズ」でありながら、現代のインドにおいてボリウッドスターとして活躍するキンゴを演じ、一躍世界中で大ブレイク。

その後もドラマ『オビ=ワン・ケノービ』(22)にてジェダイを偽る詐欺師、現在公開中の映画『FLY!/フライ!』では池から一度も出たことがない渡り鳥一家の父親マックを演じるなど、コメディで培った演技力で個性豊かな役どころをこなし、活躍の場を広げている。

本作で演じたナディームについて、「彼が素晴らしいのは、ゴーストバスターズを特別な存在にしているものを彼がもたらしているということです」とクメイル。「彼は怠け者で、周りから完全に見下されています。しかし彼は、人を見るだけで死ぬほど怖がらせることができる大きくて恐ろしいゴーストに挑む鍵を握る唯一の人間です。彼は地に足の着いた普通のキャラクターですが、突然、この巨大な悪魔に立ち向わければならなくなります」と語る。

はたしてクメイルが語るナディームが握るガラッカに対抗する鍵とはいったいなんなのか? その答えは新キャラクターの活躍とともにぜひ劇場で確かめてほしい。

新旧オールスターキャストが勢ぞろい

本作の監督・脚本を務めるのはギル・キーナン。『モンスター・ハウス』(06)、『ポルターガイスト』(15)など、ゴーストに焦点を当てたヒット作の名手が新しい風を吹き込む! 製作・脚本は前作『ゴーストバスターズ/アフターライフ』監督・脚本のジェイソン・ライトマン。ゴーストバスターズの生みの親である故アイヴァン・ライトマン監督の息子であり、誰よりもゴーストバスターズを知り尽くす人物だ。

前作『ゴーストバスターズ/アフターライフ』では新しい家族の在り方を描いて観客の涙を誘い、今作ではゴーストバスターズをまた新たな物語へと昇華させていく。これまでも『JUNO/ジュノ』(07)ではアカデミー賞監督賞にノミネート、ジョージ・クルーニー主演『マイレージ、マイライフ』(09)ではアカデミー賞作品賞・監督賞・脚本賞にノミネートされるなど、数々の名作を生み出してきたその手腕は今作でも存分に発揮されている。

もちろん、新旧オールスターキャストも勢ぞろい! ポール・ラッドやマッケナ・グレイス、フィン・ウルフハード、キャリー・クーンをはじめとする前作キャストはもちろん、80年代版の元祖ゴーストバスターズメンバーであるビル・マーレイ、ダン・エイクロイド、アーニー・ハドソンや、さらにひとクセもふたクセもありそうな新キャストたちも参戦!

“夏が凍る”というディザスタームービーさながらの壮大な設定!前代未聞のゴースト退治が幕を開ける! コロンビア・ピクチャーズ100周年、『ゴーストバスターズ』シリーズ誕生から40周年という記念すべき節目に贈る2024年の大注目作品。

(海外ドラマNAVI)

Photo:『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』3月29日(金)公開 © JW/Famous