『グレイズ・アナトミー』エレン・ポンピオ新作ドラマに『ザ・モーニングショー』キャストが参加

人気ドラマ『グレイズ・アナトミー』で19シーズンにわたりレギュラーとして主人公のメレディス・グレイを演じたエレン・ポンピオ。彼女が主演・製作総指揮を務める米Huluの新作ドラマに、『ザ・モーニングショー』で番組プロデューサーのチップを好演したマーク・デュプラスの出演が決定した。米Deadlineが報じている。

夫婦が養子を育児放棄?

『Orphan(原題)』という仮タイトルがついた全8話の本シリーズは、実話から着想を得ている。米中西部に暮らすマイケル&クリスティン・バーネット夫妻が小人症を患う少女ナタリアを養子に迎えるが、次第にナタリアは小人症ではないのでは…と思い始めるというストーリー。

陽気な小売店経営者のマイケルは元妻のクリスティンとともに、9年前に養子に迎えた娘ナタリアを育児放棄した罪で起訴される。科学の天才である息子ジェイコブの子育てを記したクリスティンのベストセラー書「The Spark: A Mother's Story of Nurturing, Genius, and Autism(原題)」ですでに夫婦は世間の注目を浴びていたため、法廷と大衆に向けてナタリアとの親子関係を抗弁することを余儀なくされる──。

マイケルを演じるマークは、こじらせ中年キャラクターの一筋縄ではいかない恋愛を描いたドラマ『トゥゲザーネス』でクリエイター・製作総指揮・出演を担い、『スキャンダル』『タリーと私の秘密の時間』といった映画でも活躍。数多くの映画やドラマに出演するだけでなく、脚本・製作総指揮も務める多才な人物だ。

エレンは、ナタリアを養子にした時点ではマイケルの妻で、のちに離婚したクリスティン役で主演。ナタリア役には、『ゴリラのアイヴァン』や『サード・デイ ~祝祭の孤島~』などのイモジェン・フェイス・リードがキャスティングされている。

不倫ドラマ『アフェア 情事の行方』でタッグを組んだケイティ・ロビンスとサラ・サザーランドが脚本・製作総指揮を担い、ロビンスがショーランナー・クリエイターを務める。『Orphan』は『アフェア』と同様のスタイルで、中心人物たちの相反する物語を描くために複数の視点から語られるという。

エレンは、『アップショー・ファミリー』のマイク・エップス&ナイルズ・キルヒナー、『ラブ・ギャランティード』のダン・スパイロ、『シェイムレス 俺たちに恥はない』のアンドリュー・スターンとともに製作総指揮も兼任する。

『グレイズ・アナトミー』を卒業後、エレンにとって初プロジェクトとなる『Orphan』に期待したい。

『グレイズ・アナトミー』シーズン1~19はDisney+(ディズニープラス)にて配信中。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Deadline

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Photo:『グレイズ・アナトミー』© 2022 American Broadcasting Companies, Inc. All rights reserved.