大ヒットドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』クリエイターが贈る、世界的ベストセラーSF小説の実写ドラマシリーズ『三体』は、Netflixにて3月21日(木)より独占配信スタート。
巨匠ジェームズ・キャメロンをも唸らせたという傑作が原作の本作は、迫り来る異星文明の侵略に直面する人類を、時代を飛び越えて描く壮大なSF叙事詩。本作と同じくデイヴィッド・ベニオフ、D・B・ワイスがショーランナーを務めた『ゲーム・オブ・スローンズ』は、エミリア・クラーク、ジェイソン・モモア、ペドロ・パスカルといった、今では世界的人気俳優が多く出演。
そして『三体』では、ベニオフが「きわめて多様な国際色溢れるキャストを起用したかった」と語っており、今後、更なる世界的大ブレイクが期待されるキャストたちが多数名を連ねている。
Netflix『三体』概要
本作の物語の始まりは1960年代。父を亡くし、人類に絶望した中国のエリート科学者が宇宙に向け秘密裏に電波を発信。そして、この行いが数年後、地球を揺るがす大災厄を招く…。
そして時は現代。各国の優秀な科学者が次々と自殺するという異変が発生。ある科学者は“目前に数字の列が出現”という怪現象に直面する。
キャスティングについて、ショーランナーのデイヴィッド・ベニオフは「本作は人類とその苦難の物語。それと共に、脅威へと膨れ上がった解明不可能な謎が描かれる。ですから私たちは"全人類"を描きたかった。そこで、きわめて多様な国際色溢れるキャストを起用することで、1つの国が宇宙人の脅威に立ち向かう物語ではなく、地球規模の生存戦争を描いた物語であることを表現しようとしました」と語っている。
国際色豊かなキャスト
『ゲーム・オブ・スローンズ』にも出演し本作のキャストのひとり、ジョン・ブラッドリーも『ゲーム・オブ・スローンズ』のキャスティングを担当したニーナ・ゴールドが本作のキャスティングを担当しているのを知った時、彼女ならそれぞれの役にぴったりの人を見つけてくれると確信していました」と自信を覗かせた。
現代で巻き起こる“異常現象”に対峙していくのが、“オックスフォードの5人”と呼ばれる科学者たち。ベニオフの言葉通り、オーディションを経て集結したキャストは国際色豊か。
5人を演じるのは、ジン・チェン役のジェス・ホン(『The Brokenwood Mysteries(原題)』)、オギー・サラザール役のエイザ・ゴンザレス(『ゴジラ vs コング』)、ソール・デュランド役のジョヴァン・アデポ(『バビロン』)、ウィル・ダウニング役のアレックス・シャープ(『シカゴ7裁判』)、ジャック・ルーニー役のジョン・ブラッドリー(『ゲーム・オブ・スローンズ』)。
さらに他の主要キャストには、マーロ・ケリー、シー・シムーカ、ジーン・ツェンといった若手も名を連ねていたり、ベテラン俳優リーアム・カニンガム(『ゲーム・オブ・スローンズ』)も出演、さらに『ドクター・ストレンジ』『アベンジャーズ』シリーズの魔術師ウォン役でおなじみのベネディクト・ウォンも捜査官役で存在感を発揮している。
ジェス・ホンはキャストについて、「“オックスフォードの5人”全員が集まれる機会はいつでも楽しみでしたし、共演者として素晴らしい方々でした。全員のエネルギーが合わさると収拾がつきません。全員魅力的で才能があり、とても多くを学ばせてもらいました!」と語っており、各国から集まった選りすぐりのキャストによるアンサンブルに注目したい。
世界中でブームとなった『ゲーム・オブ・スローンズ』(2011-19)。ファンタジー要素を含む世界観ながら、愛、友情、成長、苦悩、没落、復讐、裏切り…などが重厚に描かれた“濃密な人間ドラマ”は観る者を虜に。
エミリア・クラーク(『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』)、キット・ハリントン(『エターナルズ』)、ペドロ・パスカル(『マンダロリアン』)、ジェイソン・モモア(『アクアマン』)…等は今では人気者だが、出演当時はまだ世界的には無名に近かった。彼らのブレイクに一役買ったように、本作も新星たちのブレイクが期待される。
人類滅亡の危機が迫る中、解決の鍵を握るのは何なのか…? 迫り来る“人類史上最大の脅威”の正体とは? ジョン・ブラッドリーが、「これまでのドラマの中でも最も野心的」と自信を語る本作の“襲来”に今から期待と戦慄が止まらない!
(海外ドラマNAVI)
Photo:©Netflix