『シカゴ P.D.』シーズン11で降板するキャストにボイト刑事がコメント「死ぬことはないと思う」

シカゴ警察21分署特捜班の活躍を描く人気ドラマ『シカゴ P.D.』シーズン11をもって降板するキャストについて、ハンク・ボイト刑事役を演じるジェイソン・ベギーが想いを語っている。

(以下、降板キャストに関する内容が含まれます)

死ぬことはないと思う

シーズン11では、シーズン4よりヘイリー・アプトン役を演じているトレイシー・スピリダコスが番組を卒業する。現在、米NBCで放送中のシーズン11で、今もアプトン刑事は特捜班にて活躍中だ。

ヘイリー・アプトン役トレイシー・スピリダコス

TV Insiderのインタビューで、どのようにベギーがアプトンの退場に対処するのか質問されたジェイソンが、ピカソの傑作絵画「ゲルニカ」に例えて、こう答えた。

「誰かがピカソに、“ゲルニカのような絵はどのように描くのですか?”と尋ねると、ピカソは、“私が絵を描くのは、それがどのように仕上がるかを知るためだ”と答えました。だから、私はアプトンの退場が、どのようにボイドに影響を及ぼすのか知りたいんです。それを計画したくないし、それは状況次第であり、まだ確実に決まっている訳ではないんです」

「彼女は円満に去るんじゃないかな。死ぬようなことはないと思うし、そうならないことを願っています。私は、彼女が戻って来るという確かな希望を持っていますから」ともコメントした。

またジェイソンは、シーズン11最終話の見どころについても語っている。

「最終話ではたくさんサプライズが待っているし、素晴らしいものになるだろう。本当です。人々に観てもらうために誇大宣伝している訳じゃないし、そんなことをしたことはないしね。だけど、今シーズンのフィナーレでは、視聴者が驚愕するような出来事が、いくつか起こることは言っておきます。個人的に、その展開にワクワクしています」と予告した。

さらに、番組がシーズン12へ更新されることを想定して、ジェイソンはトレイシーとの別れに再び言及している。

「トレイシーを俳優として、人間としても失うことも大きな喪失です。彼女は友人だし、空いた穴は大きいですよ。ですが、友人としては何も変わりません。彼女は私の友人であり、残される人たちと同じように、今でも大切に思っています。アプトンには扉が開かれていると思うし、彼女が戻って来ることを願っています。いつでもトレイシーとアプトンが、チームに歓迎されることは分かっていますからね」と、長年にわたって共演したトレイシーに言葉を贈った。

『シカゴP.D.』シーズン11は、NBCにて毎週水曜日に放送中。日本では、シーズン1~8がHuluにて配信中。

(海外ドラマNAVI)

Photo:『シカゴP.D.』© 2019 Universal Studios. All Rights Reserved.