『LAW & ORDER』シリーズのディック・ウルフ、初の実録犯罪ドキュメンタリーに挑戦!

『LAW & ORDER ロー&オーダー』や『シカゴ』シリーズなど数多くの人気ドラマ番組を生み出してきたディック・ウルフがNetflixとタッグを組み、初の実録犯罪ドキュメンタリー番組を製作!

実際に起きた殺人事件を追う

Varietyによると、『殺人事件ファイル』シリーズとして『殺人事件ファイル ニューヨーク』『殺人事件ファイル ロサンゼルス』と題されたドキュメンタリー番組は、各5話構成になるという。

各シリーズで、ニューヨークとロサンゼルスで実際に起きた異なる殺人事件を追う。殺人課の刑事や検察官たちが、過去に担当した最も難しかった殺人事件を振り返り、再検証する、という構成になるようだ。まさに、警察(LAW)と検察(ORDER)を描いた『LAW & ORDER』シリーズのドキュメンタリー版と言えるだろう。

公式概要では、「悪名高き殺人事件を最もよく知っている人々──、つまり事件を解決した刑事と検察官によって語られる物語に光を当てる」と紹介されている。

これまでにウルフは主に地上波局の番組を数多く手がけてきたが、配信サービスとはあまり縁がなかった。上述の実録ドキュメンタリー2本以外では、最近撮影が終了したAmazon Prime Videoの刑事ドラマ『On Call(原題)』が待機中だ。こちらは、『プリティ・リトル・ライアーズ』のスペンサー役で知られるトローヤン・ベリサリオが主演のシリーズだ。

またウルフは、長年にわたって本拠地としているユニバーサル・テレビジョンと巨額の包括契約を結んでおり、NBCユニバーサルの配信サービスPeacockでもプロジェクトを開発中だ。しかし、現時点ではどの作品も前へ進んでいないようだ。

ウルフが製作する『殺人事件ファイル ニューヨーク』は、3月20日(火)にNetflixで独占配信開始。『殺人事件ファイル ロサンゼルス』は2024年後半にリリースの予定だ。


(海外ドラマNAVI)

Photo:©Netflix