フランス発ヒューマンコメディ『6人の女 ワケアリなわたしたち』NHK総合にて日本初放送!

年齢も職業も性格もまったく異なる個性的な6人の女性たちが、一緒に高山の頂上を目指す。がんとともに生きる人々の姿をリアルに、そしてユーモアたっぷりに描くエスプリの効いたフランス発のヒューマンコメディ『6人の女 ワケアリなわたしたち』が、NHK総合に登場する。

登山に出かけた6人の女性たちの人間模様

登山のため車で駅に向かっていたサラは、うっかり夫を轢いてしまう。パニックになりながらも、なんと夫を放置し、そのまま仲間のノエミ、パティ、カレン、モーガン、ヴァレリーが待つ列車に乗り込んだ。年齢も雰囲気もバラバラの6人の女性たちを結び付けているのは「がん」。体調もいろいろの登山初心者たちが、無謀にも高さ3500メートルを超えるフランス・アルプスの山に挑もうとしていた。目的は、治療仲間だったエヴの遺灰を頂上に撒くこと。この登山を計画したのもエヴだった。6人は、その目的を知らないガイドのトムを振り回しながら意気揚々と出発。大自然の中で過酷な山登りをしながら様々な騒動が発生。6人それぞれが隠していた秘密が次第に明らかになっていく。全員無事に頂上に辿り着けるのか?

登山はまるで人生のよう。楽しく順調かと思えば、苦しくてペースが落ちたり、立ち止まったり。くじけてあきらめそうになりながらも、休憩をしながら前に進んでいく。6人の「がん友」が助け合ったり、衝突したりしながら挑む冒険の中で、かけがえのない絆が生まれていく。そして突然訪れる恋の出会いも! 全編を通して映し出される大自然の美しい風景も必見だ。

著名な大学教授の妻サラ、バリバリの企業弁護士ノエミ、救急医のパティ、がんで姉を亡くしたカレン、インド帰りのヴァレリー、警察官のモルガン…。年齢も職業も生活環境も異なる6人の性格の違いが、物語が進むにつれてどんどん見えてくる。さらに6人に振り回されるガイドのトムをはじめ、一緒に山を登る4人の男性たちも、これまた個性派ぞろい! 強烈ながら、リアルに「いるいる、こういう人」と思わせる人たちばかりのハチャメチャな珍道中にクスクスしっぱなしのはず。

病院で知り合った「がん友」の6人。登山を計画した亡き仲間エヴの遺灰を頂上に撒くべく集まったが、実は登山の前まではすごく親しかったわけではなく、それぞれが秘密や悩みを抱えていた。登山中に起きる様々な出来事とともに、6人の赤裸々な事情が各回一人ずつ語られていき、すべてが結びついていく。最終回はみんなで頂上に辿り着き、目的を果たせるのか?

キャストはアリックス・ポワソン(『リターンド/RETURNED』)、クレマンティーヌ・セラリエ(『ベティ・ブルー/愛と激情の日々』)、カミーユ・シャムー(『タピ ~千の人生を送った男~』)、ジョゼフィーヌ・ドゥ・モー(『ナタリー』)、ティフェーヌ・ダヴィオ(『マリアンヌ -呪われた物語-』)、クレール・ボロトラ(『異母姉妹のストラスブール事件簿』)、リュシアン・ジャン・バティスト(『目元が似てる君へ』)、マクソンス・ダネ・フォーヴェル(『スカム・フランス』)など。

『6人の女 ワケアリなわたしたち』(全6回)放送情報

NHK総合にて4月28日(日)23:00よりスタート
※毎週日曜日23:00より放送

(海外ドラマNAVI)

Photo:『6人の女 ワケアリなわたしたち』© Federation Studios - Empreinte Digitale - TF1 / MMXXII