Netflix『ヴァージンリバー』前日譚制作へ。シーズン6も撮影開始

Netflixの人気ドラマ『ヴァージンリバー』は、2025年の解禁を目指すシーズン6の制作にストライキや天候の影響で遅れが出ていたが、2月下旬よりバンクーバーにて始まった。この嬉しいニュースに続いて前日譚の制作も進められていることが分かり、ファンを喜ばせている。

メルの両親のラブストーリー

スピンオフの主人公は、本家主人公メルの両親。昨年11月より配信されているホリデーエピソードで明かされた実の父エヴェレットと亡き母サラのラブストーリーを描くという。

本家のショーランナーであるパトリック・ショーン・スミスが脚本を手掛ける前日譚は企画段階。本家シーズン6では若き日のエヴェレットとサラがフラッシュバックという形で姿を見せて彼らの過去が語られるそうで、そのためのキャスティングが進められているが、誰が起用されるかはまだ発表されていない。本家のホリデーエピソードでは、齢を重ねた現在のエヴェレットをジョン・アレン・ネルソン(『24 -TWENTY FOUR-』)が演じていた。

昨年の取材の際にスミスは「シーズン6ではエヴェレット・リードとは何者なのか、彼の生い立ちは何なのか、彼女の母親と出会った時のヴァージンリバーとの繋がりは何だったのか、そしてそれは現在どうなっているのかを、シーズン6で探ることになる」と話しており、今後サラとエヴェレットのロマンスがさらに描かれることになるとほのめかしていた。

人気ドラマの世界観を前日譚として広げるのはNetflixが得意とするところ。『ブリジャートン家』に登場したシャーロット王妃の若かりし頃を描く『クイーン・シャーロット ~ブリジャートン家外伝~』はNetflixで最も見られたシリーズの一つになるほどの成功を収めた。

前日譚のプロローグ的役割も担いそうなシーズン6の解禁がますます楽しみだ。

『ヴァージンリバー』シーズン1~5はNetflixにて配信中。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Deadline

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