Netflix製作によるハートフルな人気ヒューマンドラマ『ヴァージンリバー』シーズン5は、11月30日（木）より配信されたクリスマスの特別エピソード2話で締めくくられた。同作でショーランナーを務めるパトリック・ショーン・スミスが、来たるシーズン6のエピソード数や期待できる展開について語った。
「結婚にぴったりのシーズン」？
『ヴァージンリバー』はシーズン1～3が全10話、シーズン4・5は全12話だったが、米Deadlineの取材に応えたスミスによると、すでに制作が決まっているシーズン6では全10話へ戻り、今後はシーズン5のようなホリデー特別エピソードを追加する予定はないとのこと。
続けてスミスは、今年5月に全米脚本家組合のストライキが始まる前にシーズン6の脚本のおよそ半分を執筆し終えていたと明かし、残りのストーリーも完成に向かいつつあると報告した。ということは、近いうちにシーズン6の撮影開始を期待できそうだ。
撮影開始時期については、主人公メル役のアレクサンドラ・ブレッケンリッジが別のインタビューで、「（撮影地の）バンクーバーの天気が良ければ、すぐに開始する予定です。だから、以前知らされた通りに（2024年の）春になることを願っています。私は、シーズン6と7を同時に進行させて撮影を終わらせられるよう、早くシーズン7へ更新するべきだと製作チームに言っているんですよ」と述べていた。
現時点でシーズン7への更新は発表されていないが、アレクサンドラは、「シーズン6がファイナルだとは思っていません。もっと製作できることを願っています」と期待を語っている。加えてスミスも、「番組を完結させる計画はありません。このキャラクターたちが存在する限り、語るべきストーリーは常にあると思うし、それはどんなショーランナーにとっても素晴らしい機会ですから」とコメントしていることから、近いうちに番組が終了する確率は低そうだ。
とりあえずシーズン6で期待できることとして、スミスはメルとジャックだけでなくほかのカップルも結婚式を挙げる可能性に言及。プロポーズしたりなどで結婚へ近づいている人がほかにもいることから「次のシーズンではいくつの結婚式が見られるのでしょう？」とインタビュアーに聞かれた際には「結婚にぴったりのシーズンになりそうだけど、それは見てからのお楽しみ」とボカし、あるカップルのゴールインはないのだろうと言われると「分からないよ。この番組はひねりやクリフハンガーが好きだからね」と笑いながら答えている。
スミスはさらに、ドクが受ける黄斑変性症の臨床試験がうまくいくことをも示唆し、メルと実父による関係の進展、プリーチャーの過去が彼に再び忍び寄る展開、悪役のカムバックなどが描かれるとほのめかした。
『ヴァージンリバー』シーズン1～5はNetflixで独占配信中。（海外ドラマNAVI）
参考元：米Deadline①、米Deadline②
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