『THIS IS US』ジャスティン・ハートリー、新作ドラマは「ケヴィンと全然違うのが面白い」

2024年2月15日 2024年2月14日 ※本ページにはアフィリエイト広告が含まれます

米NBCの人気ドラマ『THIS IS US／ディス・イズ・アス』のケヴィン・ピアソン役でおなじみのジャスティン・ハートリー。彼が主演と製作を務める新作ドラマの役どころについて、過去の役との違いを語っている。米Deadlineが報じた。

『THIS IS US』ジャスティン・ハートリー、新作ドラマは「ケヴィンと全然違うのが面白い」

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「俳優としては夢のようなこと」

米CBSにて今月11日（日）に放送がスタートした『Tracker（原題）』というタイトルの新作は、米人気作家ジェフリー・ディーヴァーによる小説「ネヴァー・ゲーム（原題：The Never Game）」のドラマ版。ジャスティンは、犯罪に巻き込まれた行方不明者を見つけるために警察と市民に協力しながら全米中を旅するコルター・ショウ役で主演。『THIS IS US』で監督・製作総指揮を務めたケン・オリンとともに製作総指揮も務めている。ジャスティンはまず同作を製作することになった経緯を次のように話した。

「ケン・オリンとは『THIS IS US』で一緒に仕事をした仲で、その後も何か一緒にやろうと話していたんだ。あの番組が終わっても彼と仕事し続けたかった。だから『THIS IS US』の最終シーズンを撮影していた頃、この本を見つけてキャラクター（コルター）のことが気に入ったので、僕の制作会社がある20thスタジオに持ち込むことにした。僕がコルター・ショウを演じ、ケンが監督を務め、僕と一緒にプロデュースするというアイデアを提案したところ、彼らはその案を気に入り、“分かった、この企画を進めよう”と言ってくれた。そして今度はCBSに持ち込んだら、ケンと僕が電話で売り込んだアイデアを気に入ってもらえたんだ。今はシーズン１の第6話まで出来上がっているところだ。とにかくユニークで、素晴らしくて、面白いものができたと思う。この作品にはバックストーリーもあるし、本当に誇りに思っている。特別な作品だよ」

ジャスティンは続けて製作側の役割についても言及。「僕はとにかく演技が好きなんだ。『THIS IS US』も大好きだったし、仕事をするのがどんな時も好きだった。これまで経験した仕事全部を気に入っていたと思うから、演技の仕事を続けたいと考えていた。でも今回は演技するだけでなく、エグゼクティブ・プロデューサーとしてクリエイティブな意見を述べたり、コントロールしたりする機会をもらった。だから、（俳優、プロデューサーという）両方の世界で最高の経験を味わっているところだよ。僕はいつだって新しいことを学びたい。そのためには、最高の人から学ぶのが一番だ。だから僕はケンの“授業”を受けているんだよ」

そして、自身の出世作にもなった『THIS IS US』のケヴィン・ピアソンと新作のキャラクターとの違いにも触れた。「子どもっぽいところのあったケヴィンが、責任感のある立派な大人になるまでを目にすることができた。あのキャラクターとの旅路は本当に素晴らしいものだったよ。でも、わがままを言わせてもらえば、（以前の役と）違うキャラクターを演じられるというのは本当に素晴らしいこと。ケヴィンのことは大好きだけど…まったく違う役を演じられるのは、俳優としてとても素敵なことだと思う。つまり、自分が慣れ親しんできたものを取り去り、新たなものをたくさん身に着けるんだ。（ケヴィンとコルターの）二人が友達になれるとは思えない。それくらい彼らは全然違う。でもラッキーなことに、そういう二人を演じることができた。この先、ケヴィンと似たようなキャラクターを演じたくないとは言わないけど、あの作品を終えた直後にまったく違う役を演じられるのは俳優としては夢のようなことだよ」