デンマークの人気ミステリー小説「特捜部Q」シリーズが、Netflixで英語版のドラマとして制作されることが分かった。キャストも合わせて報じられている。
舞台はコペンハーゲンからエディンバラへ
ユッシ・エーズラ・オールスンによって2007年から出版されている小説「特捜部Q」シリーズは、コペンハーゲン警察に特設された、未解決事件を専門に扱う部署「特捜部Q」の活躍を描く。2023年までで10作発表されており、そのうち5作が母国デンマークで映画化され、今後も制作予定だ。
ドラマ版のショーランナーを務めるのは、『クイーンズ・ギャンビット』をヒットに導いたスコット・フランク。『アウト・オブ・サイト』と『LOGAN/ローガン』で2度アカデミー賞脚色賞にノミネートされたこともあるフランクは、脚本家チームに名を連ねるほか、全8話のうち最初の2話で監督も務める。
撮影場所はスコットランドの首都エディンバラで、作品の舞台設定も同地となるという。
『Department Q(原題)』の主人公カール・マーク主任警部役に起用されたのは、『グッド・ワイフ』のフィン・ポーマー役で知られるマシュー・グード。王室ドラマ『ザ・クラウン』シーズン2にトニー・アームストロング=ジョーンズ役で出演していたマシューにとっては、それ以来のNetflixドラマ出演となる。
メインキャストとして、マシューのほかにも『クイーンズ・ギャンビット』のクロエ・ピリー、『トレインスポッティング』シリーズのケリー・マクドナルドといった英国俳優が名を連ねる中、スウェーデン出身である『トム・クランシー/CIA分析官 ジャック・ライアン』のアレクセイ・メンヴェロフがシリアの刑事役で参加。
デンマークの映画版のキャストは、ニコライ・リー・コス(『しあわせな孤独』)、ファレス・ファレス(『ホイール・オブ・タイム』)、ソニア・リヒター(『THE BRIDGE/ブリッジ』)、ウルリク・トムセン(『Face to Face -尋問-』)など。(海外ドラマNAVI)
参考元:米Deadline
Photo:マシュー・グード ©AVTA/FAMOUS