マッツ・ミケルセン、『ファンタビ』などの大作よりもデンマーク映画にもっと出たい?!

東京コミコンでの来日も話題のマッツ・ミケルセン。“北欧の至宝”の愛称をもつマッツは『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』のような映画よりも、故郷デンマークの映画をもっと作りたいと考えているようだ。

デンマーク映画に戻る必要がある

『ハンニバル』などで知られ日本にも根強いファンをもつデンマーク出身俳優マッツ・ミケルセン。『007/カジノ・ロワイヤル』はじめ『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』や『ドクター・ストレンジ』、『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』などのハリウッド大作に引っ張りだこのマッツだが、かねてより北欧作品を大事にしている。

最近では同じデンマーク出身監督ニコライ・アーセルの『The Promised Land(原題)』に参加。『特捜部Q』シリーズで知られるアーセルについて「ニックのキャラクターを取り上げる壮大な物語の描き方をすっかり楽しんだよ」とThe Wrapのインタビューに話したマッツは、続けて「僕たちは二人とも壮大なストーリーテリングに魅了されて育ったんだ」と話し、社会的リアリズムなど現実を反映したような作品よりも『アラビアのロレンス』や『インディ・ジョーンズ』といったスケールの大きいアメリカ映画で育ってきたことを明かした。

同じような映画体験を持つ二人。アーセルは脚本を書き始める前からマッツに声をかけていたそう。「“君がストーリーを気に入ってくれるといいなと本当に思ってる。だって君なしでやりたくないから”って言ったんだ。そしてありがたいことに参加すると答えてくれた」と信頼関係を明かしている。

そんな二人はハリウッドでの映画作りを通じて、故郷での映画づくりとの違いを体感したもの同士。「色々な映画でスケールの違いを経験してきた。でもなるべく打ち解けようと今でも努力しているんだ。でもやればやるほど、(デンマーク映画にも)戻る必要があるということがはっきりしてくる。そこは渡しの居場所。私の原点で、友達がいる場所。仕事のやり方に違いがあって、さらなるエネルギーを得たり、他のことをするために一員である必要がある」「ここでは親密な感情が自然と湧いてくる。私の言語、私の物語。その荒地に子供としていたことは一度もないとして、そこが故郷のように感じるんだよ」

(海外ドラマNAVI)

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