『アガサ・クリスティー ミス・マープル』シーズン5、3月7日(木)よりBS11で放送

イギリスの片田舎で暮らす素人探偵の老婦人が活躍する人気の英国ミステリー『アガサ・クリスティー ミス・マープル』のシーズン5が、3月7日(木)からBS11にて放送される。

「蒼ざめた馬」などマープル作品以外の原作もドラマ化

主人公は、“ミステリーの女王”アガサ・クリスティーが祖母をモデルにしたと言われる、イギリスの架空の村、セント・メアリ・ミード村に暮らす老婦人のジェーン・マープル。普段の彼女は村の人々と優雅にお茶を飲んだり、家で一人で編み物をしたり庭いじりをしたりと、のどかな日常を送っている。しかし、実は人々の生活に隠された真実を見抜く洞察力を持ち合わせており、村の情報通で抜群の人間観察力と鋭い推理力を兼ね備えることから、ひとたび事件が起こると、自身の経験や過去の出来事、村の噂などを通じて名推理を繰り広げる。同役を演じるのはジュリア・マッケンジー(『ゴールド・ディガー ~疑惑 年下の男』)。

『アガサ・クリスティー ミス・マープル』は、ミス・マープルが登場する長編・短編小説だけでなく、別の探偵や刑事が活躍する小説も元にしているのが特徴。シーズン5では、「青いゼラニウム」と「鏡は横にひび割れて」というマープルの短編・長編小説のほか、「蒼ざめた馬」「チムニーズ館の秘密」というマープル以外の作品も映像化されている。

シーズン5第1話「蒼ざめた馬」では、死期の迫ったデービス夫人に呼ばれたゴーマン神父が、夫人の懺悔を聞いた後に撲殺される。神父は殺害される直前、マープルに手紙を投函しており、その手紙には9人の名前と「蒼ざめた馬に乗っている者の名前は死」というデービス夫人が遺した言葉が綴られていた。“蒼ざめた馬”という名前のホテルがあることを突き止めたマープルは、神父を殺した犯人を突き止めるためそのホテルに滞在するのだが…。

ゲストとして、『デスパレートな妻たち』のジョナサン・ケイク、『埋もれる殺意 ~30年目の贖罪~』のスーザン・リンチ、『僕が星になるまえに』のJJ・フィールド、『フランケンシュタイン・クロニクル』のトム・ウォード、『ゲーム・オブ・スローンズ』のスティーヴン・ディレイン、『ジャッカルの日』のエドワード・フォックス、『そして誰もいなくなった』のトビー・スティーヴンス、『ホワイトチャペル 終わりなき殺意』のクレア・ラッシュブルック、『主任警部アラン・バンクス』のキャロライン・キャッツ、『MISTRESS<ミストレス>』のパトリック・バラディ、『ディスカバリー・オブ・ウィッチズ』のリンゼイ・ダンカン、『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』のハンナ・ワディンガム、『シカゴ・メッド』のブレナン・ブラウン、『Silk 王室弁護士マーサ・コステロ』のニール・ステュークらが出演。

『ヨーロッパミステリー アガサ・クリスティー ミス・マープル』シーズン5 放送情報

BS11にて3月7日(木)より毎週木曜日 18:00~19:55に放送(※2話連続放送)

(海外ドラマNAVI)

Photo:『アガサ・クリスティー ミス・マープル シーズン5』©Agatha Christie Ltd (a Chorion Company) 2010