『ビバヒル』ブライアン・オースティン・グリーン、ルーク・ペリーの死が信じられずに翌日連絡していた

1990年代を代表する人気青春ドラマ『ビバリーヒルズ高校白書/青春白書』(以下『ビバヒル』)でデビッド・シルバーを演じたブライアン・オースティン・グリーンが、2019年3月4日に52歳で急逝したディラン・マッケイ役のルーク・ペリーを偲び、彼が亡くなった当時を回想している。

「今でもルークは僕の人生の大きな部分を占めています」

米トーク番組『Getting Grilled with Curtis Stone(原題)』に出演したブライアンが、亡くなってからもうすぐ5年を迎えるルークに言及し、その死を受け止めることがどれほど難しかったかを語った。

「僕の中では、それが現実だとうまく処理できない部分がありました。ルークが亡くなった翌日、彼にテキストメッセージを送ったんです」と語ったブライアンは、ルークが返事をくれるのではないか、どこかに隠れているだけではないかと思い込もうとしたという。「返事が来ると信じていた訳じゃなかったけど、そうなることを期待していた部分が大きかったと思います」と、複雑な想いを打ち明けた。

さらにブライアンは、まさかルークの訃報を知らされるとは思ってもみなかったと続けている。「やがて自分も年を取るし、自分の周りにいる大切な人たちが亡くなり始めるものです。それは人生の一部だけど、こんなにも早く誰かを失うことになるとは誰も予想していませんし、僕は…正直なところ、それがルークだとは思っていませんでした。僕の中では、ルークは誰よりも強かったからです。彼はまったく変わらなかったし、いつでもありのままの彼でした」

またブライアンは、毎日ルークのことを考えているとも明かしている。「今でもルークは僕の人生の大きな部分を占めています。ルークがどんな人だったのか、彼との関係や絆を、今でも毎日のように思い出します。僕の人生で何かが起こった時、ちょっと立ち止まってルークのことを想い、彼から何を学んだか、自分の行動について彼はどう意見するだろうかと考えるんです」と語った。

最後にブライアンは、そのような個人的な影響は、その人が生涯を通じて達成した仕事よりも重要だとし、「それはレガシーで、人との絆です。その人が友人や家族、子どもたちに残した永続的な痕跡であり、のちに人々がその人について語る物語なんです」と述べていた。ブライアンは、あまりにも早すぎるルークの死に嘆きながらも、彼が与えてくれた影響に心から感謝しているようだ。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Entertainment Weekly

Photo:『ビバリーヒルズ高校白書』© 90-91 CBS Paramount International Television