Amazon『ジャック・リーチャー』シーズン3の原作と舞台は?主演俳優が明かす

イギリスの人気小説家リー・チャイルドのベストセラー小説「ジャック・リーチャー」シリーズをドラマ化した『ジャック・リーチャー ~正義のアウトロー~』。すでに更新済みのシーズン3についてリーチャー役で主演するアラン・リッチソンが、どの小説シリーズを下敷きにして、どの地が舞台になるのかを明かした。

シーズン2に続いて原作は順不同

ドラマ版は、元アメリカ陸軍憲兵隊特別捜査官で、現在は荷物も持たずに全米中を放浪しているジャック・リーチャーが、鋭い洞察力と屈強な巨躯を武器に事件を解決していく姿をアクション満載で描くシリーズ。

シーズン1から好調な視聴率で人気を博している同作は、シーズン2の配信開始前にシーズン3へ更新が決定していたが、今回どの小説を元にドラマ化するのかは明かされていなかった。

そんな中、主演のアランがInstagramを更新し、いきなり巨大なロブスターを手にした迫力ある動画を投稿。「僕だよ、ロブスターだ!」と勢いよく登場したアランは、シーズン3ではチャイルドによる小説シリーズ第7作「宿敵」を脚色し、メイン州が舞台になると報告。「『宿敵』はシリーズの中でも最高傑作の一つだから、次のシーズンが待ちきれないよ」と興奮気味に語った。物語の舞台はメイン州となるが、撮影自体はカナダのトロントで現在行われている。

「宿敵」では、10年前に殺したはずの悪党を目撃したリーチャーが、司法省の麻薬取締捜査官から非公式に協力を求められる展開に。その手がかりを追うため、リーチャーはオリエンタルラグの輸入商を隠れ蓑に麻薬を密輸していると思われる人物の大邸宅に潜入するも、窮地に追い込まれてしまう──。

シーズン1は小説シリーズ第1作「キリング・フロアー」、シーズン2は第11作「消えた戦友」がドラマ化され、来たるシーズン3では第7作が脚色されることから、ドラマ版が原作のストーリーの順番を無視していることは明らかだ。

現時点ではリーチャー役のアランのほか、リーチャーが属していた陸軍憲兵隊の元同僚で探偵に転じたフランセス・ニーグリー役のマリア・ステンが続投することが決まっている。アランは、クリエイターのニック・サントーラ(『SCORPION/スコーピオン』)や、ドン・グレンジャー(『トップガン マーヴェリック』)、デヴィッド・エリソン(『トランスフォーマー/ビースト覚醒』)らとともに製作総指揮も兼任する。

『ジャック・リーチャー ~正義のアウトロー~』シーズン3のリリース時期は未定。シーズン1~2はAmazon Prime Video(アマゾンプライム)にて配信中。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Entertainment Weekly