Netflixの大ヒットシリーズ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』。本作を牽引する人気キャラクターの一人、ジム・ホッパー警察署長を演じるデヴィッド・ハーバーだが、実は彼が最初から制作陣の「第1候補」だったわけではないことが明らかになった。もし、クリエイターであるマット・ダファーとロス・ダファーの当初の希望が叶っていたら、作品は全く違うものになっていたかもしれない。
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ホッパー役の候補は?デヴィッド・ハーバー自らの疑問
ポッドキャスト番組「Happy Sad Confused」にダファー兄弟が出演した際、事前に録音されたデヴィッドからの質問が、彼らに投げかけられた。デヴィッドは「自分が第2候補か、下手をすれば第3候補だったと確信している。あの素晴らしい役を自分が演じるために、一体誰がノーと言わなければならなかったのか教えてほしい」と、自らのキャスティングプロセスの真相を迫ったのだ。
この質問に対し、ポッドキャストの番組ホストは、ダファー兄弟が過去に明かした「デヴィッドの友人の一人」というヒントから、第1候補はジョシュ・ブローリン(『アウターレンジ ~領域外~』)ではないかと推測。しかし、マットはこの予想を全否定。そして、本当に最初にオファーを出していた俳優はビリー・クラダップ(『あの頃ペニー・レインと』)だったことを明かした。マットは「すべてには理由がある。パズルのピースがパチリとはまるようなものだ。当時、ビリーはオファーを辞退した。おそらく、当時はそれほどテレビドラマの仕事をやっていなかったのだろう」と振り返る。
運命を変えた「1テイクの衝撃」
確かにビリーは現在、Apple TVの『ザ・モーニングショー』でジェニファー・アニストンやリース・ウィザースプーンと共演し、エミー賞を獲得するほどの活躍を見せているが、当時は映画を中心に活動していた。このビリーの辞退が、結果的にデヴィッドに大きな恩恵をもたらすことになる。
ロスは、デヴィッドが役を射止めた瞬間についてこう語る。「キャスティングディレクターの一人が、デヴィッドがこの役に素晴らしいかもしれないと提案してくれた。彼はやって来て台本読みをしたが、やったのはわずか1テイクだけだった。僕たちはその場におらず、後からテープを見ただけだったけど、一瞬でホッパーは彼しかいないと確信した。その場ですぐにキャスティングを決めたんだ」
映画中心だったビリーが、テレビ界で大躍進を遂げた2026年の現在から振り返ると、このキャスティングの妙は実にもどかしくも興味深い巡り合わせである。もし『ストレンジャー・シングス』の企画が数年遅れていれば、ビリーがホッパー役を快諾していた世界線もあったかもしれない。しかし、そのすれ違いこそがデヴィッドにチャンスをもたらした。2026年現在、ホッパー署長のない本作など想像もできないが、それは一人の俳優が放った「1テイクの衝撃」から始まった、必然の奇跡であった。
『ストレンジャー・シングス 未知の世界』全5シーズンNetflixで独占配信中。(海外ドラマNAVI)
参考元:Variety






