『ザ・クラウン』ウィリアム&ケイト役俳優、長いオーディション過程が関係構築に役立つ

12月14日(木)よりNetflixにて配信開始となる『ザ・クラウン』シーズン6パート2では、大学生になったウィリアム王子が、のちに妃となるキャサリン(愛称ケイト)・ミドルトンと出会い、交際に発展するストーリーが描かれる。ウィリアム、ケイト役に抜擢されたキャストが、長期にわたったオーディション過程がスクリーンで二人の恋愛を再現する上で役に立ったと語っている。

ウィリアムとケイト役に半年以上、ハリー役は3週間

シーズン6パート2で、成長して大学に進学したウィリアム王子を演じるのは『ザ・クラウン』でスクリーンデビューを飾るエド・マクヴェイ。そして、これまでの出演作が短編映画『The Prince of Savile Row(原題)』のみのメグ・ベラミーがケイト役として新たに加わる。

米Entertainment Weeklyのインタビューに応えたエドが、この役のために半年以上にわたってオーディションを8回も受けたと明かし、役を獲得する前にエドとメグは台本の読み合わせに一緒に参加したこともあったという。メグは、「まだ配役されていないのに、読み合わせをしているなんてクレイジーでした。そんな状況にいるのは自分だけだと思っていたのに、再びオーディション会場へ戻ったらケイトに似た人がほかに6人もいたんです。まるでジェットコースターに乗っているような体験で、通常のオーディション過程とは違ったけどうまくいきました」と振り返った。

エドとメグは、スコットランドにあるセント・アンドリューズ大学在学中に出会ったウィリアムとケイトのロマンスを再現する上で、長かったオーディションの過程が役立ったと指摘。エドは「撮影に入る前に二人の関係に取り組むことができたから、撮影前にすでに二人の関係が育まれていたんです」と説明している。

またメグも「監督たちと何度もリハーサルをやったのですが、彼らの前で演技をする前に、お互いのことを知ることができて役に立ちました。撮影に入る頃にはお互いに安心感を抱いていたから、シーンでいろいろと試せたんです」と回顧した。

ザ・クラウン

シーズン6パート2ではウィリアムとケイトのほか、同じように成長したハリー王子も登場。こちらは、短編映画を2本監督している新進俳優のルーサー・フォードに決定している。エド&メグとは対照的に、ルーサーのオーディション期間はわずか3週間ほどだったという。やはり、ウィリアム、ケイト役に関しては役者同士のケミストリーが重要な鍵となるため、オーディションに時間がかかったようだ。

『ザ・クラウン』シーズン6パート2は、12月14日(木)にNetflixで独占配信スタート。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Entertainment Weekly

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