『トワイライト』ドラマ版ベラ役に『ウェンズデー』ジェナ・オルテガがぴったりな理由とは?
Wednesday. Jenna Ortega as Wednesday Addams in Wednesday. Cr. Matthias Clamer/Netflix © 2022

今年4月、人気ヴァンパイア映画『トワイライト』シリーズをドラマシリーズとしてリブートする企画が発表され、Netflixのゴシック・コメディドラマ『ウェンズデー』に主演したジェナ・オルテガを主人公に推す声が上がっている。米Screen Rantが、ジェナがベラ役を演じるべき理由を論じているので紹介したい。

ジェナ・オルテガがぴったり?

ステファニー・メイヤーによるヤングアダルト小説シリーズを映画化したシリーズは、米西部の田舎町を舞台に、人間の美少女ベラ・スワンとヴァンパイアの美少年エドワード・カレンが、禁断の恋に落ちたことで巻き起こる出来事が描かれた。

全5部構成となる映画シリーズの第1作『トワイライト~初恋~』で監督を務めたキャサリン・ハードウィックが、米ポッドキャスト番組『Happy Sad Confused(原題)』に出演した際、ジェナにベラ役を演じてほしいと述べていた。

Screen Rantは、『トワイライト』でクリステン・スチュワートが演じたベラは美しいが、地味で際立った個性がないキャラクターだと称し、なぜエドワードがそこまでベラに惹かれるのか不可解だとしている。原作では、ベラの独白を通してそのキャラクター像を知ることが出来るが、映画では小説のような描かれ方はされなかったため、ベラに掴みどころのない印象が残り、映画で適切にキャラクターが脚色されていたとは言い難い。

一方、『ウェンズデー』でジェナが演じた役は無表情で皮肉っぽいものの、意志が強くてユニークなキャラクターで、ベラとは非常に対照的だ。そんなインパクトが強い役柄を得意とするジェナが、リブート版ドラマシリーズでベラを演じたら、映画版にはなかった輝きをキャラクターにもたらしてくれるに違いない。

Screen Rantは、常に受け身なベラの存在感の薄さは映画シリーズの欠点の一つであり、ジェナがベラ役で主演すれば、キャラクターに活力が与えてくれるのではないかと期待している。また、ジェナのような個性的な俳優がベラを演じれば、新しい世代に大きくアピールすることも可能だろう。

なおハードウィックは、リブート版ドラマシリーズでエドワード役を演じてほしい俳優として、『ユーフォリア/EUPHORIA』のネイト役で知られ、映画『キスから始まるものがたり』シリーズなどに出演しているジェイコブ・エローディの名前を挙げていた。

(海外ドラマNAVI)

Photo:©Netflix