Netflixの人気アンソロジードラマ『ブラック・ミラー』がシーズン7に更新された。米Varietyなどが報じている。
『ブラック・ミラー』シーズン7に更新
チャーリー・ブルッカーがクリエイター兼ショーランナーを務める、新しいテクノロジーがもたらす予期せぬ社会変化を描くこの大ヒットSF番組は、4年間の中断を経て今年6月にシーズン6が配信され、Netflixの92カ国でトップ10に入り、英語のドラマ作品トップ10に4週間ランクインするなど、記録的な視聴数を獲得した。
EXCLUSIVE: #BlackMirror is returning to Netflix for Season 7.
A new season is in development at the streamer after Season 6 reached the Netflix Top 10 in 92 countries. https://t.co/XqSYaVAwk5 pic.twitter.com/SCaEPvGYMI
— Variety (@Variety) November 21, 2023
シーズン7のキャスティングはまだ決定していないが、Varietyによると、ブルッカー、共同ショーランナーのアナベル・ジョーンズ、ジェシカ・ローズらが製作総指揮として復帰すると見られており、今年後半に制作に入る予定だという。プロットの詳細やエピソード数はまだ伏せられている。
全5話構成だったシーズン6には、サルマ・ハエック、アニー・マーフィ、アーロン・ポール、ジョシュ・ハートネット、パーパ・エッシードゥ、ザジー・ビーツら豪華キャストが出演した。シーズン5は3話のみで、アンドリュー・スコット、アンソニー・マッキー、ヤーヤ・アブドゥル=マティーン二世、トファー・グレイス、マイリー・サイラスらが出演した。
元々はイギリスの地上波チャンネルで放送されていた『ブラック・ミラー』の権利は複雑で、それがシーズン5~6間の中断の一因にもなった。ブルッカーとジョーンズは、2020年1月にエネデモル・シャインが出資する制作会社ハウス・オブ・トゥモローを退社し、「ブローク・アンド・ボーンズ」という新たな制作会社でNetflixに進出した。しかし、彼らの契約条件では、『ブラック・ミラー』の権利はエンデモル・シャインに留まった。その後2020年にエンデモル・シャインがBanijay Groupに買収され、Banijay RightsがNetflixにライセンス供与している。
このディストピアシリーズは、しばしば最も憂鬱な方法で未来を予言していると評価されてきた。シーズン6は、架空のストリーミングサービス「Streamberry」を舞台にしたエピソードで幕を開けた。ブルッカーは、このエピソードはAIプログラムChatGPTが全国的なニュースになる前に書かれたものだとVariety誌に語っている。
『ブラック・ミラー』シーズン7のキャストやプロットなど続報が入り次第お伝えしていく。(海外ドラマNAVI)
Photo:Netflixオリジナルシリーズ『ブラック・ミラー』