マイリー・サイラス、『ブラック・ミラー』出演時のトラウマでパニック発作を起こすように

Netflixの人気アンソロジードラマ『ブラック・ミラー』シーズン5に出演した歌手で女優のマイリー・サイラスが、同作出演時のトラウマでパニック発作を起こすようになったと明かしている。米Varietyが報じた。

現実と物語が奇妙な交錯を見せた結果…

マイリーは、『ブラック・ミラー』シーズン5第3話「アシュリー・トゥー」に人気ポップスターのアシュリー・オー役で出演。このエピソードでは、アシュリーのAIロボット「アシュリー・トゥー」を入手した少女レイチェルと、アシュリーの物語が平行して描かれている。エピソード終盤では、薬を盛られたアシュリーが昏睡状態に陥って担架に縛りつけられ、目を覚ますとパニックになって大暴れする展開となる。

自身のTikTokビデオシリーズ『Used to Be Young(原題)』でマイリーは、2018年に迫真の演技を要求されるシーンを南アフリカで撮影していた時、作品の舞台であるカリフォニア州マリブで実際に起きた山火事によって自宅が全焼したと説明。トラウマになりそうな演技と、現実でトラウマ的な出来事が平行して起きたことが影響し、その2、3年後にライブでパフォーマンスをしなければならない状況になると、担架に縛りつけられた自身の幻覚が見えるパニック発作に襲われるようになったと明かしている。

なお、この動画の中でマイリーは、同作撮影中に燃え始めた自宅が翌日全焼したことを知ったが、衝撃的な事実を知らされても仕事を続けなければならず、アシュリー・オーのシングル「On a Roll」のミュージックビデオを撮影したとも語っていた。心がトラウマ的な体験にうまく対処できていない状態のまま撮影を続けたことが精神的に影響したようだ。

2019年にリリースされた『ブラック・ミラー』シーズン5以降、マイリーは女優業からしばらく遠ざかっていたが、2023年6月に配信開始されたNetflixのアニメシリーズ『ヒューマン・リソース・モンスターズ』シーズン2に声優として参加している。

『ブラック・ミラー』 シーズン1~6はNetflixにて独占配信中。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Variety

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