米TBS、マシュー・ペリーを偲んで『フレンズ』チャンドラーにフォーカスしたエピソードをマラソン放送!メインキャストがコメント発表

『フレンズ』のチャンドラー役などで知られるマシュー・ペリーの訃報を受けて、米TBSが、「ベスト・オブ・チャンドラー」のマラソンを放送することがわかった。米Varietyが報じている。

マシュー・ペリーを称える

10月28日(土)に54歳で亡くなったマシューの人生を祝うため、米TBSはペリーが愛したチャンドラー・ビングに捧げる1週間の『フレンズ』マラソンを開催する。このマラソンでは、マシューとそのキャラクターであるチャンドラー(『フレンズ』史上最高のキャラクター、そして2番目に面白いキャラクターとしてランク付けされた)が作品のファンにとってどのような存在であったかを紹介する特別なオマージュが含まれる。

『フレンズ』を視聴できる他のチャンネルやストリーミングサービスも、マシューを称えている。「ベスト・オブ・チャンドラー」マラソンは11月1日(水)に始まり、チャンドラーの最も陽気で心温まるエピソードを放送。11月2日(木)にチャンドラーとジョーイの友情に焦点を当てたエピソードで続き、11月3日(金)にはモニカとチャンドラーの関係に焦点を当てたエピソードにスポットライトを当てる。マラソンのアンコールは11月5日までの週末に続く予定。

また、米MAXは各シーズンの最初にトリビュートカードを追加し、米Nick at Niteは「マシュー・ペリー: 10月29日(土)には『Matthew Perry : Thanks for Being a Friend(原題)』を放送していた。

『フレンズ』キャストもコメントを発表

また、『フレンズ』のメインキャストであるジェニファー・アニストン、コートニー・コックス、リサ・クドロー、マット・ルブラン、デヴィッド・シュワイマーは、10月30日(月)に以下のようなコメントを発表。

「私たちは皆、マシューが亡くなったことに大変なショックを受けています。私たちは単なる共演者ではなく、家族でした。言いたいことは山ほどありますが、今はこの底知れぬ喪失感を悲しみ、考える時間を取ろうと思います。私たちの心と愛は、マシューの家族、彼の友人たち、そして世界中で彼を愛したすべての人たちとともにあります」

『フレンズ』のチャンドラー・ビング役で世界中のファンを魅了したペリーは、10月28日にカリフォルニアの自宅で溺死とみられる死を遂げたと、彼の代理人と警察関係者が米NBCニュースに認めた。警察関係者によると、この件に関して犯罪行為はないという。

『フレンズ』の共同制作者であるマルタ・カウフマンとデヴィッド・クレーン、そして同番組のエグゼクティブ・プロデューサーであるケヴィン・ブライトもまた、亡きスターに追悼の意を表した。「私たちの最愛の友人であるペリーが亡くなったことにショックを受け、深く深く悲しんでいます。まだ信じられない気持ちです。私たちが言えるのは、彼が私たちの人生の一部であったことを光栄に思っていると言うことだけです。彼は素晴らしい才能の持ち主でした。俳優が役を自分のものにするというのは決まり文句ですが、マシューの場合、これほど真実味のある言葉はありません。彼がチャンドラー・ビングという役を演じているのを見た時から、マシュー以外にはあの役は考えられない存在でした。私たちは、彼が作品だけでなく、人生においても、すべての瞬間にもたらした喜び、光、まばゆいばかりの知性を常に大切にしていきます。彼はいつもどこでも一番面白い人でした」

(海外ドラマNAVI)

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