Netflix史上最高の視聴者数を記録した韓国ドラマ『イカゲーム』。そのバトル型リアリティ番組『イカゲーム ザ・チャレンジ』は、ドラマ版にそっくりだという。米Hollywood Reporterが報じた。
過酷さもドラマ版並み?
“史上最大のコンペティション"と銘打たれている同番組では、世界中から集まった456人のプレイヤーが賞金456万ドル(約6億8000万円)をかけて、『イカゲーム』にインスパイアされたゲームの数々に挑戦する。この度Netflixが公開した予告編映像を見る限り、セットや課題はドラマ版とそっくりだ。
しかし、ゲームプレイには違いがある。ある場面で出場者は、ドラマ版では決して起こらなかった、投票で二人が外れるという発表に驚く。リアリティ番組版は、もちろんドラマのように死ぬことはないが、それでも論争を巻き起こしており、出場者の一部は英タブロイド紙The Sunに「動物のように扱われた」「拷問された」などと申し立てた。
特に、初日からマイナス3度という極寒の中で9時間以上にわたってチャレンジした「ダルマさんが転んだ」では、10人の出場者が椎間板ヘルニア、肺炎、耳の感染症などを患ったり、膝の腱が断裂したり、咳に悩まされたりして治療を必要とする事態になったと告発。「まるで戦場のようだった。寒いあまり足が動かない人もいたし、最後には這っていた人もいた。少なくとも1人が担架で運ばれた」といった声があがる中、Netflixとプロデューサー陣は告発を否定。「撮影現場はとても寒かったものの、参加者はそれに備えていました。大怪我をしたという主張は事実ではありません」
このリアリティ番組の公式説明には、「ドラマ版にインスパイアされた一連のゲームを通して競い合い、さらに驚くような新要素が追加された番組。ライバルたちが脱落していく中、挑戦者たちの戦略、同盟、そして人間としての個性が試されていく」と記載されている。
Netflixにて11月22日(水)より配信予定の『イカゲーム ザ・チャレンジ』は全10話で、Studio LambertとThe Gardenが制作している。『イカゲーム』シーズン1はNetflixで配信中。(海外ドラマNAVI)
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Photo:『イカゲーム ザ・チャレンジ』© 2023 Netflix, Inc.