Amazon『アップロード』シーズン4に更新?ショーランナーがまもなく執筆開始予定

『アップロード ~デジタルなあの世へようこそ~』のショーランナーがシーズン4更新に強い自信を持っているようで、まもなく脚本製作をはじめる計画があるとColliderが伝えている。

『アップロード ~デジタルなあの世へようこそ~』シーズン4の可能性

2020年の配信開始以来、世界的人気を獲得しているAmazonプライムビデオのSFコメディシリーズ『アップロード ~デジタルなあの世へようこそ~』。故人の意識がアップロードされた死後の世界“レイクビュー”を舞台にした人気シリーズは10月20日から最新シーズン3の配信がはじまったばかりだが、ショーランナーのグレッグ・ダニエルズは早くもシーズン4の可能性に目を向けているようだ。

『ジ・オフィス』のクリエイターとしても知られるダニエルズは、Amazonによる正式な更新決定の発表はないものの、シーズン4の将来について前向きな様子。「僕たちはAmazonプライムビデオで最も見られている30分番組で、それってイケてること。(プライムビデオは)番組を応援してくれてるし、近々シーズン4に向けて動き出すことにかなり希望を持ってるんだ」と話し、打ち切りという形で終わらせないことに期待をみせた。

シーズン4についてアイデアがある

シーズン4の脚本執筆は元々2023年の5月に予定されていたが、公正な契約を求めるWGA(全米脚本家組合)のストライキによって中断していた。現在、脚本家たちはより良い契約を勝ち取ったため、ダニエルズは数週間以内にシーズン4の脚本を書き始められるのではないかと考えているようだ。

SAG-AFTRA(全米映画俳優組合)のストライキは継続しているが、シーズン4製作の過程に影響を及ぼすことはないとみているよう。撮影についての心配はないが、PRについては残念に思うことがあるという。「今も続いている俳優組合のストライキで最もつらいのは、宣伝をできるのは当初のグループの中で僕一人ということ。彼らこそが魅力があるのに。彼らこそが人前に出て、成し遂げたすべてのいい仕事を認めてもらうべきなのに、それができないのはとてももどかしいよ」

シーズン4についてアイデアはあるものの、まだ完全に固まったわけではないと話すダニエルズ。「シーズン4について脚本家たちで話し合う中でなにか浮かんで変わるかもしれない。わからないよ。シーズン全体を見てから問いかけないと。“次のシーズンはどのようなものになるか。シーズン全体を通して十分に面白い側面がたくさんある作品の背骨みたいなものをどうやって手に入れることができるか”ってね。だからわからない。何が起こるかはわかってると思うと言っておくよ」

『アップロード ~デジタルなあの世へようこそ~』シーズン3は、Amazonプライムビデオにて毎週金曜日に新着エピソードを配信予定。(海外ドラマNAVI)

Photo:©Amazon Studio