パリを舞台にしたドラマ版『エンド・オブ・ホワイトハウス』が主演交代!

ジェラルド・バトラーが元シークレット・サービスのマイク・バニングを演じるアクション映画『エンド・オブ・ホワイトハウス』。舞台をパリに移したそのドラマ版が製作中だが、その主演が交代していたことが分かった。米Deadlineが伝えている。

交代劇、バイク事故とは無関係?

元ネタは、2013年の『エンド・オブ・ホワイトハウス』を皮切りに、2016年の『エンド・オブ・キングダム』、2019年の『エンド・オブ・ステイツ』と、これまで3作が公開され、現在は4作目の『Night Has Fallen(原題)』が制作中の映画シリーズ。凄腕の元シークレット・サービスが様々な陰謀に立ち向かうアクションサスペンスで、これまでに公開された3作の全世界での興行収入は5億ドル(約675億円)を超える。

パリを舞台にしたドラマ版『Paris Has Fallen(原題)』の主役はもともと、日本でも大ヒットした映画『アメリ』でオドレイ・トトゥ演じる主人公が一目で恋に落ちる相手ニノに扮したマチュー・カソヴィッツが演じるはずだった。しかし、今回届いたファーストルック画像では、主役がテウフィク・ジャラという別の俳優に交代している。実はマチューは9月頭、パリ郊外でバイク事故を起こし、命に別条はなかったものの大怪我を負ったと報じられていた。だが報道によれば、俳優・監督として活躍するマチューが降板したのは、製作上の理由だという。代わって主演することになったテウフィクは、ブノワ・マジメル主演のアクション映画『ファスト・コンボイ』などに出演している。

主人公は、フランス首相の護衛官であるヴァンサン。彼はテロリストに狙われた首相を守るためにイギリスの秘密情報部と連携するものの、テロリストにいつも先手を取られてしまい、彼らに情報を流している裏切り者がいるのではないかと疑い始める…というストーリーだ。

Paris Has Fallen

今回届いたファーストルック画像は、新たなヴァンサン役に決まったテウフィクのほか、イギリスの情報機関、MI6のザラを演じるリトゥ・アリヤ(『アンブレラ・アカデミー』『バービー』)の姿も捉えている。二人のほかには、ショーン・ハリス(『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』)、アナ・ウラル(『アレックス・ライダー』)、ジェレミー・コヴィロー(『ロシュビル家の秘密』)、カール・コリンズ(『アタック・ザ・ブロック』)、エマニュエル・ベルコ(『恋する遊園地』)らが出演。

全8話の本作で脚本を執筆するのは、『Misfits/ミスフィッツ - 俺たちエスパー!』『フューチャーマン』のクリエイターとして知られるハワード・オーヴァーマン。現在パリ、ロンドンで撮影が行われている。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Deadline