大ヒットドラマ『ウォーキング・デッド』のスピンオフ、『ウォーキング・デッド：ダリル・ディクソン』。本国ではシーズン1の放送が終了したばかりだが、その中に登場したあるキャラクターのシーズン2での役割が分かった。米Entertainment Weeklyが伝えている。（※本記事は、『ウォーキング・デッド：ダリル・ディクソン』シーズン1＆2のネタバレを含みますのでご注意ください）
キャロルが抱える「二重の物語」
クリエイターであるデヴィッド・ザベルが、本家でおなじみのキャラクターで、本作のシーズン1フィナーレとなる第6話にも登場したメリッサ・マクブライド演じるキャロルに言及。ファイナルエピソードはキャロルがフランスをさまようダリルを見つけることを誓うところで終わっており、ザベルはこの展開が今後のシリーズにどのような影響を与えるかを説明するとともに、シーズン2でキャロルがメインキャラになると述べた。
「キャロルはダリルを探しに行かざるを得ないと感じるんだ。なぜそうなのかは話を見てもらえれば分かると思う。ダリルは帰ってくると思われていたのに、結局帰ってこなかった。だから今、彼女は彼のことを心配しているし、（シーズン1第5話の）無線を通して、ダリルを探すための手がかりを得た。あとは彼女が無線で何か、あるいは誰かが戻ってきたと話しているのもヒントだね。（視聴者と）ダリルは、キャロルに対して違和感を覚える。それがシーズン2のキャロルの物語のスタートとなる。キャロルには面白い二重の物語があって、すでにそのいくつかは撮影も終わっている。全部完成したら、素晴らしいものになるだろう」
もともとメリッサは、2020年に本作の制作が発表された際にはダリル役のノーマン・リーダスとともに主役を演じる予定で、シーズン1でもっと大きな出番を与えられるはずだった。その後、一旦は本作から外れると伝えられながらも、シーズン1終盤にサプライズ出演を果たしている。そんなメリッサは先日シーズン2の新レギュラーとなることが明らかに。本人もメインキャラクターを演じることを喜び、こう語った。「キャロルにはもっと語られるべき物語があると分かっていました。この作品でキャロルの旅路を続けられることにとても興奮しています。脚本家チームは、すでに本家で確立されたキャラクターであるダリルとキャロルの二人を、まったく新しい世界で描くという素晴らしい仕事をしてくれました。新たな発見も楽しみです」
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Photo:『ウォーキング・デッド：ダリル・ディクソン』©2023 Stalwart Productions LLC.
