Amazon Prime Video(プライムビデオ)にて9月下旬に配信スタートとなった異色のスーパーヒーロードラマ『ザ・ボーイズ』のスピンオフ『ジェン・ブイ』。同作に出演するアーノルド・シュワルツェネッガーの息子であるパトリック・シュワルツェネッガーにとっては、父親のアーノルドこそが悪役スープ(スーパーヒーロー)なのかもしれない。米Uproxxが報じている。
幼い子どもたちにも容赦なし?
『ジェン・ブイ』の舞台は、スーパーヒーロー選抜チーム“セブン”を生み出した巨大企業ヴォート社が運営する、スーパーヒーローを育成するためのゴドルキン大学。能力強化剤“コンパウンドV”を投与されてスーパーパワーを手にした大学生たちが、セブンのメンバーに選ばれるため、ホルモン全開でトップの座を目指して凌ぎを削る姿が描かれる。
同作でパトリックが演じるのは、全身を発火させることができる能力の持ち主で、セブン入りも期待される “ゴールデン・ボーイ”ことルーク。パトリックは、最終的にアントニー・スターが起用された『ザ・ボーイズ』のホームランダー役候補に挙がったこともあるほど立派な体格をしているが、シュワルツェネッガー家で最もスープらしいのはやはり父アーノルドなのかもしれない。アーノルドは今月出版される著書「Be Useful: Seven Tools for Life(原題)」の中で綴った子どもの教育法の一部を米Peopleに述べているのだが、どうやら彼は『ザ・ボーイズ』を地でいく“悪役スープ”だったようだ。
パトリックの子ども時代、アーノルドはパトリックの姉であるキャサリンが、靴を炎に近すぎるところに置いたことから、教訓としてその靴を炎の中に投げ入れたことがあった。また、パトリックが9歳の時、言われた通りベッドメイキングをしなかったので、ベッドのマットレスやシーツを2階の窓から投げ捨てたこともあったという。「私はバルコニーへと通じる扉を開け、マットレスを持ち上げると、シーツや枕も何もかも一緒に投げ捨てた。そして“部屋の掃除も、シャワールームの掃除も、ベッドメイキングも、絶対に人にさせるな”と息子に言ったんだ。“ベッドメイキングの仕方は俺が教えただろ”ってね」
パトリックは、父親のルールに従わずシャワーを長時間浴びようとした時も、その行動をのちに悔いる羽目になったようだ。その時のアーノルドは自身の有名なセリフ、「I’ll be back」を言っていたかもしれない。そんな子ども時代を過ごしたパトリックだが、大きくなった彼が出演する『ジェン・ブイ』を見たら、さすがにアーノルドもびっくりするだろう。
『ザ・ボーイズ』シーズン1~3とスピンオフ『ジェン・ブイ』はAmazon Prime Video(プライムビデオ)にて独占配信中。(海外ドラマNAVI)
参考元:米Uproxx
Photo:パトリック・シュワルツェネッガー(『ジェン・ブイ』公式Instagramより)