実写版『ONE PIECE』で後日撮り直しとなったシーンとは?

Netflixが手がける実写版ドラマ『ONE PIECE』。莫大な予算をかけて撮影されたことも話題の本作だが、そんな中でも撮り直しになったシーンがあったことがわかった。米Radio Timesが報じている。

ゼフの話を増やしたい!

同作でレストランのシェフ、ゼフを演じる英国俳優のクレイグ・フェアブラスが、あるシーンの撮り直しのために撮影現場に呼び戻されたことを明かした。本作のクリエイティブ・チームは、彼のキャクターの話を増やそうとしたと述べている。

新作映画『Rise of the Footsoldier: Vengeance(原題)』にも出演している彼は、本作の撮影を、信じられないような経験であり、彼のキャラクターの非常にエモーショナルな旋律には、美しいシーンも含まれていると語った。

「(ロケ地の)南アフリカ、ケープタウンに行って、この作品に集中して、他の人たちと話すまで、漫画のことはあまり知らなかったんだ。小さな役で、大きな車輪なかの小さな歯車でしかないんだが、とても美しいキャラクターだ。彼らはそれを気に入ってくれて、“もっとゼフの話を大きくしよう”と言ってくれた。この作品に参加できたことをとても嬉しく思っている」

1997年に連載漫画としてスタートした『ワンピース』は、1999年からアニメ化され、実写版は2023年8月31日にNetflixで配信がスタートした。『ワンピース』は長年熱狂的なファンの支持を集めており、Netflixのシリーズもおおむね好意的な評価とファンからの温かい反応が大多数のようだ。

「撮影中、彼らは細部までこだわりすぎて、怖いぐらいだったよ。(ゼフの)口ひげのリボンの長さは合っているのか? 他のキャラクターもみんな髪型とか靴とか…本当に細部までこだわっているんだが、フィードバックやレビューを見ると、その理由がわかるよ。ファンベースがとんでもなく大きいんだ」

(海外ドラマNAVI)

Photo:© 2023 Netflix, Inc.