Apple TV+にて配信中であるゲイリー・オールドマン主演によるスパイドラマ『窓際のスパイ』のシーズン5を今か今かと待ちわびているファンが多いことだろう。そんな視聴者のロスを埋めるのに最適な作品が、Netflixにて配信中なのでご紹介したい。
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『窓際のスパイ』シーズン6・7の状況が明らかに!ゲイリー・オールドマンが語る
ミック・ヘロンの小説シリーズをもとにしたApple TV+の …
『窓際のスパイ』と共通点の多いNetflixドラマとは?
『窓際のスパイ』は、英国情報局保安部MI5の左遷された者ばかりが集うスラウハウス(泥沼の家)で陰謀に挑んでいくエージェントたちの姿を描く。現在シーズン4までの配信を完了しており、すでにシーズン5とシーズン6への更新が決定している。
そんな本作のシーズン5配信開始は今年9月を予定しており、まだまだ待機時間は長い。だが、新シーズンの配信が待ちきれないというファンに朗報だ。このほど、米Screen Rantが、待機時間に見るべきNetflix新作ドラマの存在を大々的に伝えている。その作品というのがマシュー・グード主演の『特別捜査部Q』だ。
同作は、はみ出し者の警官たちによって組織されたチームが、スコットランド・エディンバラにおける未解決事件の真相を解き明かしていく、サスペンス・スリラー。『窓際のスパイ』の舞台であるロンドンから一歩北上した先にあるエディンバラを舞台とし、同作と同じく全9話を通じて一つの事件解決までの道のりを描いていくのだが、その中に捜査官たちの過去のトラウマなども大きく関係してくるのが特徴だ。
登場人物たちの秘密をゆっくりと掘り進めていく巧みな手法で、視聴者をどんどん引き込んでいくのである。次第に驚愕の事実が明らかになるなど、ハラハラドキドキの連続であるのもまた魅力的。登場人物たちの性格や置かれた状況、ドラマ展開のリズムなど、確かに似通った点が多い両作品である。
また、『窓際のスパイ』と『特別捜査部Q』は、どちらも小説を原作としており、批評家や視聴者から高い評価を得ているという点にも着目。
『窓際のスパイ』は、ミック・ヘロンの同名小説を原作とし、毎シーズン異なる作品をベースに扱っている。一方の『特別捜査部Q』は、デンマークの作家であるユッシ・エーズラ・オールスンによる同名小説シリーズを原作としている。全10巻がすでに刊行されており、舞台はコペンハーゲンとエディンバラで異なるものの、登場人物やストーリーラインも似ている点が多い。過去には映画化(『特捜部Q』シリーズ)されており、その人気を物語っている。
『特別捜査部Q』が『窓際のスパイ』ほどの大成功を収めるのかは今はまだ定かではないが、現時点で『窓際のスパイ』の優良な代替作品としての役割を果たすことは間違いないと言えるかもしれない。
Netflixシリーズ『特別捜査部Q』は独占配信中。『窓際のスパイ』はApple TV+にて独占配信中。(海外ドラマNAVI)