『ゲーム・オブ・スローンズ』ペドロ・パスカル、ブレイク前の役柄をおさらい!今では想像できないようなキャラクターも?

2010年代を代表する人気ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』のオベリン・マーテル役で注目されたペドロ・パスカルは、現在、『マンダロリアン』と『THE LAST OF US』に主演し、押しも押されぬ大スターとなった。だが『ゲーム・オブ・スローンズ』でブレイクするまでにペドロは、今では想像できないようなキャラクターも演じており、米Colliderがそんな役柄を振り返っているので紹介する。

ペドロ・パスカルがブレイク前に演じた役柄

『バフィー~恋する十字架~』


ペドロはシーズン4第1話で、主人公バフィと出会って友人となるサニーデール大学の新入生エドワードを演じた。だが、二人の友情が深まる前に、エディは吸血鬼サンデーとその仲間に誘拐されて吸血鬼に転化してしまう。24年前に放送されたエピソードだけに大学生役のペドロは初々しいが、その凛々しさはそのままにスターの器を大いに感じさせている。

『NYPD BLUE ~ニューヨーク市警15分署』


シーズン8第9話でペドロは、シェーン・“ディオ”・モリッシーというゴスの青年役を演じた。耳や首、腕などにアクセサリーをジャラ付けにしたペドロは、まるでゴスバンドのメンバーのように見える。このエピソードでディオは、『エージェント・オブ・シールド』のアルフォンソ・“マック”・マッケンジー役で知られる、ヘンリー・シモンズ扮する刑事から何度も尋問を受ける展開となっている。

『グッド・ワイフ』


人気リーガルドラマでペドロはシーズン1&2で6話にわたり、検事補のネイサン・ランドリー役でゲスト出演。それまではドラマシリーズに1話のみの端役出演が続いたため、この役は俳優として注目される重要な足がかりとなった。ネイサンは、主人公アリシア・フロリックの夫で政治家ピーターの汚職を法廷で立証し、有罪にしようと奔走するキャラクターを好演。ペドロが映画やドラマでスーツをする役柄を演じることは多くないため、その貴重な姿を拝める作品だと言えるだろう。ちなみにペドロは『グッド・ワイフ』の大ファンで、自分の出演が終わっても番組を観続けたそうだ。

『バーン・ノーティス 元スパイの逆襲:サム・アックス 最後のミッション』


本作は、人気ドラマ『バーン・ノーティス 元スパイの逆襲』の前日譚となるTV映画版で、ペドロはコロンビア民兵組織のリーダーでヴィランのベラクルス役を演じた。アックスは、エスパダ・アルディエンテと呼ばれるテロリスト集団の実態を調査するためコロンビアへ派遣され、すぐにベラクルスが悪党であることを悟る。『バーン・ノーティス』のB級感あふれるアクションシーンで、アックス役のブルース・キャンベルとペドロが見せるケミストリーが大きな見どころとなっている。

『HOMELAND』


ペドロはシーズン3第1話にゲスト出演。シーズン2最終話でCIA本部にて起きた爆破事件について、CIA捜査官のキャリー・マティソンを尋問する委員会メンバーで上院議員のデヴィッド・ポルティーヨを演じた。政治家らしく、洗練された物腰と知性を漂わせたポルティーヨは堂々としており、1話のみの登場ながら鮮烈な印象を残した。

(海外ドラマNAVI)

Photo:参照元:Collider/ペドロ・パスカル『NYPD BLUE ~ニューヨーク市警15分署』