『ゴシップガール』降板で人生が一変!あのキャストが当時を振り返る

米CWの人気青春ドラマ『ゴシップガール』でジェニー・ハンフリーを演じたテイラー・モムセンが、シリーズ途中でレギュラーから降板したことで人生が一変したと語っている。

『ゴシップガール』と併用だった音楽活動に専念

同作でジェニーの兄ダンを演じたペン・バッジリーがホストを務めるポッドキャスト番組『Podcrushed(原題)』に出演して“兄”との再会を果たしたテイラーが、女優業を休業して自身がボーカルを務めるバンドに専念しようと決めた当時を振り返った。

「演技は2歳で始めたもので、自分で選択した訳じゃなかった。だから自分で決断できる年齢になった途端、ある考えが思い浮かんだの。ある朝目が覚めて、“ちょっと待って。これ(演技)をやる必要はないんじゃない? ほかの仕事をする必要はないのかな? 自分のバンドで演奏してツアーをやって、曲を書けばいいんじゃないの? それだけすればいいんじゃないのかな?”と思ったの」と語っている。

さらにテイラーは、『ゴシップガール』のシーズン4をもってレギュラーから降板したことで、一夜にして人生が変わったとも続けている。「プロダクションからは、“契約の解除は無理だけど、ツアーに出られるように番組から退場させることはできる。だけど、ほかの作品には出演できないよ”と言われたわ」と回想したテイラーは、その条件を受け入れたとのこと。「彼らは私が夢を追うことを快く許してくれた。そのことには永遠に恩を感じるし感謝するわ」と付け加えた。

なお、テイラーが『ゴシップガール』開始後数年後に始めたロックバンド、プリティー・レックレスは、2010年4月にリリースされたデビューシングル「Make Me Wanna Die」が英ロックチャートでナンバー1を獲得し、同年8月にアルバム「Light Me Up」でメジャーデビュー。それ以降、コンスタンスにフルアルバムをリリースしてツアーを行い、精力的に活動を続けている。

子役として『グリンチ』や『スパイキッズ』シリーズといった人気作に出演し、『ゴシップガール』が始まる頃にはガス・ヴァン・サント監督作『パラノイドパーク』でも重要な役を獲得していたテイラー。宣言通り、シーズン4で一度は去った『ゴシップガール』のシリーズ最終話に姿を見せて以降は演技の仕事をしていない。現時点では、出演待機作や参加予定の映画やドラマシリーズのプロジェクトなどもなく、女優業に復帰する計画はなさそうだ。

テイラーが出演していた『ゴシップガール』とリブート版はU-NEXTで配信中。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Entertainment Weekly

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