『スター・ウォーズ:アソーカ』フォース論争に再び火をつける!?【ネタバレ注意】

『スター・ウォーズ』フランチャイズでは、銀河系のあらゆる生命を繋ぐエネルギー場である“フォース”が物語の鍵を大きく握るが、『スター・ウォーズ:アソーカ』で提示された“フォースの概念”について、ファンの間で論争が巻き起こっているようだ。(※これ以降は第3話のネタバレが含まれます)

『スター・ウォーズ:アソーカ』サビーヌの描写で…

『アソーカ』は帝国崩壊後を舞台に、脆弱な銀河で新たな脅威を調査する元ジェダイの騎士アソーカ・タノの物語を追うシリーズ。

第3話「パート3:飛び立つ時」では、第2話で何者かにライトセーバーで刺された武器の専門家のサビーヌ・レンを鍛えるため、アソーカが“型破りなジェダイ”の訓練を始める。しかし、アニメシリーズ『スター・ウォーズ 反乱者たち』のキャラクターであるサビーヌは、アニメ版でもフォースに対して強い反応を示す“フォース感応者”としては描かれていない。

よって、この展開についてシリーズの一部ファンの間では、「フォースの感応性を示していないキャラクターが、どうやってジェダイになれるのだろうか?」との疑問の声が上がり、まさに言語道断の設定として考えられているというのだ。

しかし、第3話でアソーカは訓練に不満を示すサビーヌに向かい、「フォースは全ての生き物に宿っているから、感応する可能性がある」と諭す。このアソーカの説は、上述の『反乱者たち』の他に、映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』でも「フォースには誰でもアクセスできる」と主張されている。

ジョージ・ルーカスが監督を務めた映画シリーズのオリジナル3部作とプリクエル3部作では、「フォースは、『スター・ウォーズ』ユニバースのエネルギー・フィールドや生命力のようなもの」との説明がある。この解釈の仕方は、明らかに東洋哲学やスピリチュアルな信念にインスパイアされた概念であり、現実世界に存在する武術の“気”のような力に類似しているとも考えられるかもしれない。

常にジェダイが、侍や少林寺の僧侶のような存在として描かれてきたことを踏まえると、“気”のようなフォースに感応しないキャラクターでも、その力を扱える可能は十分にあると言えそうだ。

全8話となる『スター・ウォーズ:アソーカ』は、Disney+(ディズニープラス)にて毎週水曜日に新エピソードが配信中。(海外ドラマNAVI)

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