デヴィッド・クローネンバーグ監督最新作『クライムズ・オブ・ザ・フューチャー』ヴィゴ・モーテンセン&クリステン・スチュワ ート官能的な本編映像解禁!

デヴィッド・クローネンバーグ監督最新作『クライムズ・オブ・ザ・フューチャー』が絶賛公開中。この度、ヴィゴ・モーテンセンとクリステン・スチュワートの視線が絡み合う官能的な本編映像が解禁された。

映画『クライムズ・オブ・ザ・フューチャー』

『クラッシュ』『イグジステンズ』『ヒストリー・オブ・バイオレンス』など数々の受賞歴と共に物議を醸してきた映画作家デヴィッド・クローネンバーグのの8年ぶりとなる本作は、第75回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、退出者が続出した賛否両論の問題作。

日本では、8月18日(金)から全国34館で公開し、初日から3日間で9,108名13,587,210円を上げるヒットスタートを切った。

主演は『グリーンブック』のヴィゴ・モーテンセン。自身のカラダから臓器を生み出すアーティスト・ソールを演じ、パートナーのカプリースに『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のレア・セドゥ、二人を監視する政府機関のティムリンに『スペンサー ダイアナの決意』のクリステン・スチュワートという豪華キャストが揃った。製作に20年以上を費やした最新作のテーマは「人類の進化についての黙想」。

官能的な本編映像


新たな臓器を生み出す”加速進化症候群”のアーティスト・ソールと”国立臓器登録所”で働くティムリン。自身の臓器を摘出するパフォーマンスショーを開催するカリスマ性のあるソールに尊敬と憧れを抱くティムリンは、「私もショーに出して」と懇願する。そしてティムリンはソールの体の中を観察するかのように、彼の唇に手を伸ばし、口の中を覗き込むー。

クローネンバーグ監督ならではの独特な世界観を持つ本作について、ヴィゴは「デヴィッドの頭の中にある数々の先入観を繋ぎ合わせたような、特別なストーリー。本作はおそらく彼にとって最も自伝的なストーリーだと言えるだろう」と語る。

また、プロデューサーのロバート・ラントスは、「初めてこの脚本を読んだ時、『クラッシュ』の時と同じように、デヴィッドにしかできない手法で独自の世界が描かれていて、すぐに引き込まれた」と脚本を読んだ当時のことを振り返る。

⻤才クローネンバーグ監督が創造する独特の世界に注目だ。

映画『クライムズ・オブ・ザ・フューチャー』あらすじ

カラダから生み出されるのは、希望か? 罪か?
そう遠くない未来。人工的な環境に適応するよう進化し続けた人類は、生物学的構造の変容を遂げ、痛みの感覚も消えた。“加速進化症候群”のアーティスト・ソールが体内に生み出す新たな臓器に、パートナーのカプリースがタトゥーを施し摘出するショーは、チケットが完売するほど人気を呼んでいた。しかし政府は、人類の誤った進化と暴走を監視するため“臓器登所”を設立。特にソールには強い関心を持っていた。そんな彼のもとに、生前プラスチックを食べていたという遺体が持ち込まれる…。

(海外ドラマNAVI)

Photo:© 2022 SPF (CRIMES) PRODUCTIONS INC. AND ARGONAUTS CRIMES PRODUCTIONS S.A. © Serendipity Point Films 2021