Netflix製作によるアクション・ファンタジードラマ『シスター戦士』。シーズン2までで打ち切りになった本作が、長編映画三部作で復活することが分かった。米TV Insiderが報じている。
『シスター戦士』ファンのおかげで復活
『シスター戦士』はベン・ダンによるアメコミのドラマ化となり、主人公は死体安置所で目を覚ました19歳の孤児エヴァ。スーパーパワーを手にした彼女が、悪と闘うシスター(修道女)の秘密結社にとって大切な"ヘイローの担い手"に選ばれたことを知る。こうして修道女となったエヴァが悪と闘う姿が描かれる――。
番組のエグゼクティブ・プロデューサーであるディーン・イングリッシュが自身のウェブサイトWarriorNunSaved.comで以下のように発表した。
「まずは、忠実なファンの皆さんに感謝することから始めなければなりません。私たちがこの物語を作り続けることができるのは、皆さんの素晴らしいエネルギーのおかげです。そのおかげで、すべてが報われるのです。これからも応援をよろしくお願いします。そして、『シスター戦士』が3部作の映画として戻ってくることを発表できて、とても嬉しく思っています。もう一度言いますが、長編映画3部作です。3本です!」と強調した。
もともと長編映画の予定だった
本作は、もともと長編映画としてプロジェクトが進んだ後、Netflixのオリジナルシリーズとして製作された。ホラー・ファンタジードラマ『ヴァン・ヘルシング』で製作総指揮を務め、『ゴースト・ウォーズ』と『コンティニアム CPS特捜班』で指揮を執ったサイモン・バリーによって制作された。
本作は、2020年7月2日にスタートし、2022年12月に打ち切られるまで2シーズン配信された。ヒューマン・ドラマシリーズ『Jogo Duplo(原題)』などに出演するポルトガル生まれのアルバ・バチスタが主人公エヴァを演じた。
他には、シスター・ベアトリス役でクリスティーナ・トンテリ=ヤング(『The Swan(原題)』)、シスター・リリス役でロレーナ・アンドレア(『ヘブン・イン・ザ・ヘル』)、ショットガン・マリー役でトーヤ・ターナー(『シカゴ・メッド』)、ヴィンセント神父役でトリスタン・ウヨア(『ターミネーター:ニュー・フェイト』)、テクラ・ルーテン(『LOST』)、ウィリアム・ミラー(『ミッドナイトマン』)らが出演していた。
ただ現状では、ハリウッドではストライキが続いているため、今後の映画3部作に関する詳細は不明である。(海外ドラマNAVI)
Photo:©Netflix