『ウォーキング・デッド』デヴィッド・モリッシー、英ITVの連続殺人鬼ドラマに出演

『Lupin/ルパン』や『ハイジャック』のクリエイターとして知られるジョージ・ケイが手掛ける英ITVの犯罪ドラマ『The Long Shadow(原題)』のキャストが発表され、『ウォーキング・デッド』の総督役で知られるデヴィッド・モリッシーなどが出演することが明らかになった。英Radio Timesなど複数のメディアが伝えている。

20世紀後半の“切り裂きジャック”をめぐり

『The Long Shadow』は、1975年から1980年にかけて連続殺人を犯し、あの“切り裂きジャック”にたとえられたピーター・サトクリフによって恐怖に陥れられたイギリスのヨークシャー地方を舞台に、5年間にわたる緊迫感あふれる追跡を描き、被害者とその家族、そして捜査を行う刑事たちの人生に焦点を当てるクライムスリラー。全7話から成るこのリミテッドシリーズでは、実在の連続殺人鬼デニス・“デス”・ニルセンを描いた『デス』や『刑事シンクレア シャーウッドの事件』で知られるBAFTA賞(英国アカデミー賞)受賞者のルイス・アーノルドがメガホンを取る。

この度キャストが発表され、最初に捜査を率いたデニス・ホーバン役に『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』や『SHERLOCK/シャーロック』のトビー・ジョーンズ、捜査を引き継いだジョージ・オールドフィールド役を『ウォーキング・デッド』や『グッド・オーメンズ』のデヴィッドが演じることが明らかに。

ほかには『クリミナル:イギリス編』のリー・イングルビー、『セルフリッジ 英国百貨店』のキャサリン・ケリー、『ホワイトライン』のダニエル・メイズ、『ゲーム・オブ・スローンズ』のマイケル・マケルハットンらも名を連ねている。

『デス』や『ホワイトハウス・ファームの惨劇~バンバー家殺人事件~』を手掛けたインディペンデント系制作会社ニュー・ピクチャーズがヨークシャーで制作に当たる。本作は、2003年に発表されたマイケル・ビルトン著作「Wicked Beyond Belief(原題)」も参考にしているとのこと。加えてケイは膨大な事件ファイルや調書記録、警察の報告書などを調べて作品に活かしたという。

また、9月に入ってからは予告編がリリース。さらに放送日も発表された。

全7話の『The Long Shadow』は本国では9月25日(月)より放送開始予定。日本上陸に期待したい。(海外ドラマNAVI)

参考元:英Radio Times