Netflix実写版ドラマ『ONE PIECE』キャスト、役のために3年前から準備していた!

連載20周年を迎えた2017年にハリウッドで実写ドラマ化されることが発表された当時から話題を集めてきた注目作『ONE PIECE』。熱狂的なファンを持つ大人気漫画の実写化にあたり、キャストにも大きな期待がかかっているが、そのうちの一人、ナミを演じるエミリー・ラッドは3年以上前からこの役のために準備をしていたという。米Comic Bookが報じた。

「ナミを演じるために生まれてきた」

今月31日に満を持して解禁される注目作『ONE PIECE』。日本が誇る漫画家、尾田栄一郎が1997年に連載を開始した大人気漫画の初の実写ドラマとして熱い視線が注がれている。ルフィやゾロなど個性豊かなキャラクター陣には世界各国から若手キャストが起用されている。

ナミ役を射止めたエミリーは、アメリカ出身の若手女優で、『ナチ・ハンターズ』や『フィアー・ストリート』といったドラマに出演している。彼女は原作の大ファンで、実写化の話を聞いて以来キャストに名を連ねることを夢見て、小さな努力を積み重ねていたようだ。

「『ONE PIECE』は私が大好きな漫画の一つで、いつもナミにとりわけ共感を抱いていたの。実写シリーズが制作されるという話を聞いてから、役のために密かにロビー活動を始めた。3年間くらい続けたの」

「髪の毛を切って赤に染めて、ナミのような髪型にした。そして、もっと若かった頃にアクロバットをしたり、バク転をしたりしていた動画も投稿した。私をナミとして見てもらおうと、一生懸命努力してきた。そしてついにオーディションに辿り着いて、“どうしよう、ついにやったわ! ここまで来たなんて信じられない。どの時間軸にいるのかしら? どうやってこんな幸運を手にしたの?”って感じだった。クレイジーだったわ。夢見ていた仕事を手にすることができたんだもの」

エミリーは2021年11月にナミ役として発表された際、自身と漫画・アニメのナミの画像をInstagramに投稿。「言葉では今の気持ちをとても言い表せられないから多くを語るつもりはないけど…なんてことなの! 一緒に出演が決まったみんな、おめでとう。そして尾田センセイと集英社に感謝しているわ。これは本当に私の夢だったの。みんなのことが大好きよ」と感激する胸の内を綴っていた。

ナミは航海士だが、エミリー自身も地図を読むのは慣れているという。子どもの頃、自然の中で探検するのが好きだった彼女は、地図を片手に進むルートを決め、トイレもないような場所でキャンプすることもあったと明かしている。生まれながらにナビゲーターだった自分は「ナミを演じるために生まれてきた」と冗談交じりに話している。

地道な努力を重ねて念願の役を掴み取ったエミリーは、感慨もひとしおだったに違いない。そんな彼女の並々ならぬ思いがどのような演技に繋がっているのかも気になる『ONE PIECE』は、8月31日(木)よりNetflixにて独占配信。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Comic Book

Photo:Netflixシリーズ「ONE PIECE」2023年8月31日(木)世界独占配信