レオ様、シュワちゃん、ヒュー・ジャックマン、メリル・ストリープらが俳優組合財団に寄付

ハリウッドで続いているストライキでは全米映画俳優組合(SAG-AFTRA)の組合員である俳優たちもピケを張っているが、その中にいわゆる“トップスター”と言われる人たちがいないことが指摘されている。そんなスターたちは違う形で貢献しているようだ。米Deadlineが伝えている。

ストに参加する代わりに財政面でサポート

SAG-AFTRA財団は、ストライキで働けなくなったため収入面での困難が生じたことを証明できる人々に資金援助を提供している。そんな財団にこれまで10人以上のスターが1万ドルか、それ以上の寄付を行ったという。

同財団が2日に明かした、1万ドル以上の寄付を行った面々は以下の通り。

●ジョージ&アマル・クルーニー
●ルシアナ&マット・デイモン
●レオナルド・ディカプリオ
●ヒュー・ジャックマン&デボラ=リー・ファーネス
●ドウェイン・ジョンソン
●ニコール・キッドマン
●ジェニファー・ロペス&ベン・アフレック
●ライアン・レイノルズ&ブレイク・ライヴリー
●ジュリア・ロバーツ
●アーノルド・シュワルツェネッガー
●メリル・ストリープ
●オプラ・ウィンフリー

一部のスターは夫婦連名で寄付を行っている。そのうち、ドウェインは今回いち早く寄付したことで知られており、報道によればその額は7桁(数百万ドル単位)に上るという。

財団の会長であるコートニー・B・ヴァンス(『LAW & ORDER クリミナル・インテント』)は、財団に支援を求める申し込みが先週だけで400あったと明かした。「ハリウッドでトップクラスの稼ぎがあるスターが何人もサポートしてくれたおかげで、財団は経済的な困難に直面している何千人もの俳優たちにもうすぐ希望を届けることができます」と声明で述べている。

寄付を行った面々のうち、メリルとジョージが声明を発表。かつて自らも仕事がなかった時代にウェイトレスやタイピスト、掃除係として生計を立てていたというメリルは、「巨人のゴリアテに対抗するために戦い続けている人を、幸運にも今の自分は支援することができます。人間性や人としての尊厳を踏みにじる力を持った会社に対抗するため、みんなで力を合わせましょう」と述べた。ジョージは「この歴史的な瞬間に苦しんでいる俳優仲間たちをサポートできるなんて光栄です。我々はベティ・デイヴィスやジェームズ・キャグニーが築いてくれたものの上に立っており、その恩返しをする時なんです」と綴っている。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Deadline