『ドクター・フー』シーズン14が撮影終了!新ドクターはユーモアで孤独を隠す?

イギリスの長寿ドラマ『ドクター・フー』の最新シーズンの撮影が無事終了した。英Digital Spyが報じている。

15代目となる新ドクター、3代目との共通点とは?

英BBCで2024年に放送予定の『ドクター・フー』シーズン14は、イギリスのスワンジーやブリストル、ニューポート、カーディフなどでここ数ヵ月にわたって撮影が行われていたが、先日撮影が無事に終了したとショーランナーのラッセル・T・デイヴィースが報告。奇しくもそのタイミングは、ハリウッドで全米映画俳優組合(SAG-AFTRA)がストライキを正式表明したのとほぼ同時期だった。

デイヴィースはInstagramに撮影所と思われる場所で、ターディス(TARDIS)の横にいる自身とスタッフたちの画像を投稿。「これで撮影終了!」と添えている。

シーズン14ではドクターとその相棒であるコンパニオンが一新され、15代目ドクター役にンクーティ・ガトワ(『セックス・エデュケーション』)、コンパニオンのルビー・サンデー役に18歳の新鋭ミリー・ギブソンが起用されている。

ンクーティは、自身が演じる新たなドクターについて語っている。まず内面に関しては、「彼は孤独をユーモアで隠しているんだ。ネタバレをしたくないからこれ以上は話せないけどね。だけど、彼はエネルギッシュでもある。あまりにも精力的に動き回るから、カメラマンたちはその動きを追うのが大変そうだったよ」と説明。

そして外見については、ある有名ブランドをイメージ。「ラッセルから『ドクター・フー』のスタッフのみんなに紹介してもらった日、どういう衣装が着たいかを聞かれたので、アメリカの歴史的黒人大学と提携しているラルフ・ローレンのコレクションを見せたんだ。あのコレクションはプレッピーであると同時にとても黒人らしいからね。スタッフはたくさんの衣装を考えてくれていて、毎週異なる衣装が着られそうなくらいだった。そんなのは新鮮で、楽しかったよ。ドクターは時空を超えて旅しているから、様々な衣装が用意されているんだ」

衣装に関しては、過去のドクターも参考にしながら創り上げたようだ。1970年代前半に3代目ドクターを務めたジョン・パートウィーが好きだというンクーティは、「ベルベット素材のジャケットとフリルの着いたシャツ姿は、ジョンみたいだよね。歴代ドクターの中で僕たち二人だけがチャラついた格好をしているんだ」と述べている。

シーズン14には、ジョナサン・グロフ(『Glee/グリー』『マインドハンター』)、インディラ・ヴァルマ(『ゲーム・オブ・スローンズ』)も出演することが決まっている。(海外ドラマNAVI)

参考元:英Digital Spy米Entertainment Weekly

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