大ヒットサバイバル・ヒューマンドラマ『ウォーキング・デッド』の人気キャラクター、ニーガンを演じたジェフリー・ディーン・モーガンが、自身のキャラクターのエンディングに不満だったと告白した。米EWが報じている。
ストーリーが語られなかったことにがっがり
ジェフリーは、本作シーズン11の終わりで突然結婚する結末よりも、夕日に向かって歩いていくような姿を見たかったと語った。「『ウォーキング・デッド』の最後でニーガンは結婚したんだ。彼がどうやってこの人と出会い、なぜ彼女と結婚することになったのかというストーリーがなかったことは、ちょっとがっかりでした。なぜなら彼は(最初の)妻のルシールをとても愛していたと思うし、だからこそルシールとの演出があったと思うからね」ニーガンはジェフリーの妻で女優のヒラリー・バートン(『ホワイトカラー』)が演じるルシールという女性と結婚していた。
シーズン10のフラッシュバックでは、がんと闘っていたルシールが自殺で亡くなり、ゾンビになって戻ってきたことが明かされ、ニーガンは家を焼き払い、バットに彼女の名前をつけた。しかし、わずか1シーズン後には、原作のコミックから大きく逸脱して、ニーガンがアニー(メディナ・センゴア)という女性と結婚することを決意し、子どもが生まれることが明らかになった。
答えはスピンオフで見つかると思う
「ストーリーが語られないままニーガンと新しい妻アニーとの人生が描かれたのかは、ずっと自分の中で問題だった。でも30人もの主要人物が登場する番組をやっていると、そうなるんだ。各キャラクターに思うようにサービスを提供できない。でも(スピンオフの)『The Walking Dead: Dead City(原題)』ではその答えが見つかると思う」
『The Walking Dead: Dead City』のショーランナーであるイーライ・ホルネは以前EWに対し、この新作スピンオフの冒頭で観客はニーガンが "少し落ち込んだ状態になると語り、"彼が完璧なハッピーエンドを見つけたかどうかはわからない"と付け加えた。ジェフリーは、「彼は家族と一緒にいないので何かが起こったんだ」とジョーク混じりに語った。
ローレン・コーハンがマギー役で復帰する『The Walking Dead: Dead City』は現在米AMCと米AMC+で放送中。
(海外ドラマNAVI)
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