トム・ホランド、Apple TV+『クラウデッド・ルーム』の影響で1年休業中「あの番組で壊れてしまった」

マーベル映画『スパイダーマン』3部作の主演で知られるトム・ホランドが、Apple TV+の新作ドラマ『クラウデッド・ルーム』の影響で1年間休業中だと明かし、「あの番組で壊れてしまった」と語っている。

多重人格者を演じて…

『クラウデッド・ルーム』は、ダニエル・キイスのノンフィクション書「24人のビリー・ミリガン」を下敷きに、1970年代に銃乱射事件に関与して逮捕された多重人格者、ダニー・サリバンを描くシリーズ。

米Extraのインタビューに応じたトムは、精神疾患を抱えた難しいダニー役を演じたことについて語っている。「僕たちは、間違いなく今までに経験したことのない、特定の感情を模索していたんだ。僕としてはさらに、プロデューサーとして撮影セットで起こる日々の問題に対処することで、余分なプレッシャーがかかってしまった。プロデューサーになる過程を学ぶことは楽しかったし、ハードワークには慣れているよ。“ハードワークは良いこと”という考えで生きてきたし、仕事は本当に楽しかったけど、あの番組で壊れてしまったんだ」

どれだけ大変だったかの証

大きなチャレンジを要する役というだけでなく、初となるプロデューサー業で大きなプレッシャーも抱えることになったトムは、精神的に疲労困憊してしまったようだ。

続けてトムは、「“休みが必要だ”と思う時が来たから、姿を消して1週間メキシコへ行って、ゆっくりとビーチで過ごしたよ。そして現在、1年間休んでいるけど、それはこの番組がどれだけ大変だったかという証だと思うんだ。どんな仕上がりになっているのか観るのが楽しみだし、僕たちのハードワークは無駄ではなかったと思っているよ」とも付け加えた。

1年間の休業中、トムは家族や友人と会ったりゴルフをしたり、園芸店で植物を買って育てたりして、リラックスしながら休みを満喫しているそうだ。

『クラウデッド・ルーム』キャスト

キャストは主演のトムのほか、尋問官のライア・グッドウィン役でアマンダ・セイフライド(『マンマ・ミーア』シリーズ)、母親キャンディ役でエミー・ロッサム(『シェイムレス 俺たちに恥はない』)、リオル・ラズ(『6アンダーグラウンド』)、サッシャ・レイン(『ヘルボーイ』)らが出演。

全10話となる『クラウデッド・ルーム』は、Apple TV+にて毎週金曜日に新エピソードが配信中。(海外ドラマNAVI)

Photo:『クラウデット・ルーム』Apple TV+にて独占配信