『シカゴP.D.』でショッキングだったキャラクターの死【3選】

シカゴ警察特捜班が危険な任務に挑み、事件を解決していく人気犯罪捜査ドラマ『シカゴ P.D.』では、物語の性質上、数多くのキャラクターが命を落とす。そんな「ショッキングだったキャラクターの死」を米Screen Rantが取り上げているので、その中から3つを取り上げて紹介する。

(※これ以降は、『シカゴP.D.』のキャラクターにまつわるネタバレが含まれます)

ジュリア・ウィルハイト(メリッサ・サージミラー)

シーズン1第1話で命を落としたジュリア・ウィルハイトは、アントニオ・ドーソン(ジョン・セダ)のパートナーにして親友、そしてエリン・リンジー(ソフィア・ブッシュ)とは、特捜班で女刑事は彼女たちだけということもあり、特別な絆を結んでいた。

チームにとって重要な存在だったジュリアだが、第1話のラストで麻薬ディーラーが隠れているビルを捜査した際、撃たれて命を落としてしまう。ジュリアの死はチームに大きな打撃を与え、「特捜班のメンバーは誰でも死ぬ可能性がある」ということを、早くから視聴者に向けて発信した。

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シェルドン・ジン(アーチー・カオ)

シーズン1第1話のジュリアの死だけでは物足りなかったのか、脚本家は最終話でもう一人のキャラクター、情報部の通信スペシャリストで分析官であるシェルドン・ジンを帰らぬ人にした。ジンは、番組のレギュラーキャストとして初めて命を落としたキャラクターだったため、そのショックはチームにとって計り知れない。

ジンは内務部長エドウィン・スティルウェル(イアン・ボーエン)と関わったことで、ハンク・ボイト(ジェイソン・ベギー)の情報を渡すよう強要され、結果的にスティルウェルに殺されてしまう。ジンを殺害した人物が不明なままシーズン2を迎え、結果的に内務調査部はボイトを疑い、ジンの死が波紋を広げていくスリリングなストーリー展開となった。

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ジャスティン・ボイト(ジョシュ・セガーラ)

『シカゴ・ファイア』シーズン1に“悪徳警官”として登場したボイトが、ようやく真っ当な道を歩み始めたと思った矢先、『シカゴP.D.』シーズン3最終話でボイトの息子ジャスティンが殺される悲劇が起こる。ボイトとジャスティンは良好な関係とは言えなかったが、息子を失った苦しみがボイトを変えてしまう。

ジャスティンの死をターニングポイントに、ボイトは再び悪徳警官の道へ逆戻りすることに。息子を殺した男を見つけ出すと、墓穴を掘らせてから射殺するという処刑スタイルで報復。シーズン3フィナーレで起きた悲劇は、その後に続くシーズンのストーリー展開とボイトに大きな影響を与え、最も衝撃的な死の一つとなった。

本国アメリカでは、『シカゴP.D.』シーズン10は5月24日に放送終了。シーズン11に関する正式な発表はないものの、2023年の秋頃に放送されるのではと見られている。

日本ではHuluにてシーズン1~7が見放題配信中、シーズン8はHuluストアにて275円で販売中。

(海外ドラマNAVI)

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Photo:『シカゴ P.D.』シーズン1© 2013 Universal Television LLC. All Rights Reserved.