シカゴ警察特捜班の活躍を描く大人気犯罪捜査ドラマ『シカゴ P.D.』。シーズン10をもって卒業するオリジナルキャストに向けて、共演者二人がメッセージを贈っている。(本記事は、キャスト降板のネタバレを含みますのでご注意ください)
慣れるのに苦労しそう
8月に、2014年にスタートした『シカゴ P.D.』シーズン1より、ジェイ・ハルステッドを演じてきたジェシー・リー・ソファーの降板が報じられたが、特捜班チームにとって欠かせない存在であるジェシー扮するジェイがいなくなることで、不安を感じているキャストがいるようだ。
米TV Insiderによると、米NBC製作によるシカゴを舞台にしたドラマシリーズを総称する“One Chicago(ワンシカゴ)”のプレス・ジャンケットに登場したハンク・ボイト役のジェイソン・ベギーが、ジェシーの降板について口を開いた。「ジェシーがいないジェイソンは心配だね。いつもチームは一丸だと言ってきたから、まるで体を切り離されたような感じだし、慣れるのに苦労しそうだ。私たち全員──おそらく(ジェイのパートナーであり妻である)アプトン(トレイシー・スピリダコス)が一番、この空虚感に対処しなければならないだろうし、それは容易ではない。すべてのキャラクターと俳優にとって難しいことだと思う」と答えている。
皆、彼を恋しく思う
そして、キム・バージェス役のマリーナ・スコーシアーティは、劇中でジェシーとキムがほとんど口を利かないことを冗談にし、「私のキャラクターにとっては酷いことではないけれど」とコメントし、こう続けている。「ですが俳優、友人として、私は多くの涙を流した。ジェシーは色んな面で素晴らしい人だから、本当に寂しくなるわ。チームが大変になるのは確かだけど、ベン(レヴィ・アギラル)が(前シーズンデビューしたダンテ・トーレス役で)加わるし、新しい声や新しいダイナミズムが最終的にチームを変えていくことになるの。そして、どんな仕事も人間関係もそうだけど、物事には終わりがあるし、それは興味深く違ったものになるのではないかな。私たちは皆、彼を恋しく思うわね」と述べた。
以前には、ヘイリー・アプトン刑事役のトレイシー・スピリダコスが、ジェシーに向けてSNSでメッセージを発信。「毎日、撮影現場で一緒にいられなくなるのが寂しい。次に、どんな世界があなたを待っているのか、それを目にするのが待ちきれないよ」とエールを送っていた。
ジェシー演じるジェイにとってファイナルとなる『シカゴP.D.』シーズン10は、NBCにて9月21日(水)より放送中。日本では、『シカゴP.D.』シーズン7が10月8日(土)よりHuluにて配信スタート。(海外ドラマNAVI)
Photo:『シカゴ P.D.』 © 2018 NBCUniversal Media, LLC