『ビバヒル』シャナン・ドハティ、ガンが脳に転移

1990年代に大ヒットした青春ドラマ『ビバリーヒルズ高校白書/青春白書』のブレンダ役で知られるシャナン・ドハティ。以前からお伝えしている通りガンと闘っている彼女が、現在の病状を伝えた。米Entertainment Weeklyほか複数のメディアが報じている。

1月に脳への放射線治療を開始

シャナンは2015年に乳ガンと診断された後、手術や抗ガン剤・放射線治療を続け、一時は小康状態となっていたものの2019年に再発、ステージ4であることを公にしていた。今月6日、シャナンは近況を報告。自身が放射線治療を受けている時の動画をInstagramに投稿し、その最中に涙を流している。

シャナンは今年1月初め、脳にガンが転移していることが分かったそうで、その診断直後に放射線治療を開始。「1月12日に、(脳への)最初の放射線治療を受けたの。(映像で)私が怯えてるのが丸わかりね。閉所恐怖症なの。そして人生でいろんな事態に見舞われてる。優秀な医師に恵まれたけど、恐怖…混乱…タイミングがすべてなの…」と綴っている。

そんな彼女の投稿にハリウッドの仲間たちが反応。1995年のコメディ映画『モール・ラッツ』でシャナンと一緒に仕事をしたケヴィン・スミス監督は、以下のようにコメントしている。「応援してるよ。君はこれまでずっと恐怖を知らないファイターだった。だからこそ、時にはちょっとくらい怖がってもいいんだ。でもその状態が過ぎたら、不屈のドハティ・スピリットを発揮してやればいい。愛してるよ、僕のモール・ラット」

スミスのほかには、セルマ・ブレア、サラ・ミシェル・ゲラー、ミラ・ソルヴィノらが応援のメッセージを寄せている。

シャナンは闘病しながらも俳優活動を続け、2019年にはケリー役のジェニー・ガースら元共演者とともにコメディドラマ『ビバリーヒルズ再会白書』に出演。2021年には癌をテーマにしたTV映画『List of a Lifetime(原題)』に姿を見せた。また、アクション映画にも参加し、『ドント・サレンダー 進撃の要塞』でブルース・ウィリスと、『ホット・シート』でメル・ギブソンと共演している。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Entertainment Weekly