デンマーク版『THE KILLING/キリング』ソフィー・グローベールが刑務所ドラマに出演!

ハリウッドでリメイクされた刑事ドラマのオリジナルとなるデンマーク版『THE KILLING/キリング』で主役のサラ・ルンドを演じたソフィー・グローベールが、刑務所ドラマ『Prisoner(英題)』に出演することが明らかとなった。米Varietyが報じている。

デンマークでも刑務所ドラマが誕生

新作ドラマ『Prisoner』(デンマーク語のタイトルは『Huset』)は、デンマークの古い刑務所を舞台に、監獄にすし詰め状態で収容されている囚人だけでなく、彼らを監視する側の看守にも焦点が当てられるシリーズ。概要では、「4人の看守は自分たちの仕事を守るため、勤務する刑務所を大きく改革することを余儀なくされる。しかし、その変化は受刑者間の脆弱なパワーバランスを崩し、日常生活が生き残りをかけた戦いに変わっていく…」と紹介されている。

ソフィーは、自身が演じる看守の一人であるミリアム役について、こう語った。「非常に厳しい職業で給料も安いし、人手不足が続いています。私から見れば、ミリアムの家は独房のようなものです。誰も家を訪れないし、他の看守と対立しているので、彼女が持つ人間との交流は囚人とのもののだけのように思えます。危険な仕事ですが、それでも彼女は正しいことをしようとするのです」と語り、刑務所に限らず誰もが“囚人”になり得るのだと述べた。

またソフィーは、監督のフレデリック・ルイ・ヴィー(『アンコントロール』)と製作総指揮者のマイケル・ノアー(『パピヨン』)を称賛するとともに、看守を演じる上で学んだルールにも言及。「囚人の背後をどう歩くかや鍵の扱い方を学びましたが、後者は銃を扱うよりも難しかったです」と述べていた。

クリエイターを務めたキム・フップス・オーカソン(『スノー・ロワイヤル』)は、「一体、どんな人物が看守という仕事を引き受けるのか? 武器を持たず、毎日こんな敵対的な環境に足を踏み入れるのは誰なんだろうか?」という思いが、『Prisoner』を製作するインスピレーションの源になったと明かしている。

ソフィーの他に看守役で名を連ねるのは、『トップ・オブ・ザ・レイク ~チャイナガール』や『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』など数多くの英語作品に出演しているスウェーデン出身のダーヴィッド・デンシックのほか、『RITA リタ』のシャーロッテ・フィック、『コペンハーゲン/首相の決断』のユーセフ・ウェイン・ヴィトフェルト。

『Prisoner』は、『THE KILLING』と同じデンマークのTV局DR1にて9月に放送スタート。日本でのリリースは未定。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Variety

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